ジュニア合唱団
活動のご案内
新潟市ジュニア合唱団は、1970年(昭和45年)から活動していた“新潟市児童合唱団”の活動を引継ぎ、1990年(平成2年)新潟市主宰の合唱団として発足しました。1998年(平成10年)りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館のオープンに伴い、公益財団法人新潟市芸術文化振興財団に主幹が移り現在に至っています。
歌の大好きな小学2年生から高校3年生まで、約100名で構成。宗教曲などのクラシック音楽、日本の歌、ポピュラー、合唱ミュージカルなど多彩なレパートリーを持ち、7月の定期演奏会や県内市内の少年少女合唱団との交流演奏会、新潟市主催イベントをはじめ、りゅーとぴあ専属オルガニストとの共演、東京交響楽団、新日本フィルとの共演、作曲家宮川彬良氏のアンサンブル・ベガ公演への出演など、活発に活動しています。
ジュニア合唱団の目標
ジュニア合唱団は、合唱をとおして豊かな感受性、創造性、表現力を育み、音楽を愛する子どもたちを育てること、より質の高い演奏を市民をはじめ多くの聴衆に提供できるよう、常に演奏のレベル向上に努めること、そして新潟市の青少年の合唱活動の拠り所となることを目指して活動しています。
対象・団員構成
小学2年生から高校3年生
小学生:35名、中学生:29名、高校生:40名 計104名(2024年4月現在)
活動内容
土曜日 14:00-16:30(全体練習)、15:00-16:30(5年生以上)
日曜日 9:30-12:00(5年生以上)
(それぞれ、月3~4回開催、小学2年生~4年生は土曜日の全体練習のみ。)
※演奏会前など、必要に応じて練習時間が延長になることがあります。
演奏会
- 定期演奏会(年1回、7月)
- 新潟県 少年少女合唱団 合同演奏会(年1回、8月)
- クリスマスコンサート(年1回、12月)
- にいがたジュニアコーラス・フェスティバル(年1回、2月)
- スプリングコンサート(年1回、3月/オーケストラ教室、邦楽教室と合同)
※上記以外に依頼公演が数回あります。演奏会への出演は公演によって異なり,全員出演公演のほか,選抜メンバーでの出演となることもあります。
団員募集
入団説明会 年2回(4月、9月)
上記以外でも入団を受け付けておりますので、どうぞご相談ください。
参加費など
参加費、年間24,000円
その他制服、楽譜などの費用、また保護者会費などが別途必要です。
お問合せ
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 事業企画部音楽課 TEL: 025-224-7000
これまでの活動
講師のご紹介
馬場 幸(指揮)
桐朋学園大学音楽学部声楽専攻を卒業。小学校から新潟市ジュニア合唱団に在籍し、さまざまなコンサートやオペラ、レコーディングに参加。声楽を海野美栄、丹藤麻砂美、木村俊光の各氏に師事。さまざまな合唱団に携わり、広く活動している。
指導者からのメッセージ
馬場 幸
新潟市ジュニア合唱団では、小学校2年生から高校3年生までの歌うことが大好きな子どもたちが集まっています。
団員たちは年齢も学校もそれぞれ違いますが、一緒に歌う仲間としてお互いに助け合いながら、演奏を聴きに来てくださった方に楽しんでいただけるようなステージを目指して毎週レッスンに取り組んでいます。
クラシックをはじめ、童謡や唱歌、ポピュラー、合唱ミュージカルなど、多くのジャンルの曲に取り組む定期演奏会や、クリスマスコンサートやスプリングコンサートなどを通して、作品やステージを創りあげることの楽しさやワクワクする気持ちを一緒に感じられたらと思います。
合唱団での活動を通じて、子どもたちがさまざまなことを感じ、豊かに成長していくことを願い、私自身も共に成長していけたらと思います。
袖山 歩美(ピアノ)
新潟中央高等学校音楽科、新潟大学教育学部芸術環境創造課程音楽表現コース卒業。これまでに高橋志津子・富山珠実・三浦雪子・小出香弥・鈴木賢太の各氏に師事。現在器楽・合唱のコンクールやコンサートの伴奏ピアニストとして活動しており、ピアノ指導にも積極的に取り組んでいる。
参加者の声
(2024年度版)
髙橋里緒(小学5年/メゾソプラノ)
私は2024年4月に入団しました。はじめのころは上手に歌えるか、ちゃんと楽譜が読めるか心配でしたが、練習でお姉さん、お兄さんとペアを組んで、歌やダンスを教えてもらい、緊張もほぐれてとてもうれしかったです。お姉さん、お兄さんはとてもやさしくて、練習がとても楽しいです。本番のリハーサルや練習で、ステージでの並び方なども先輩が教えてくれるので心配なことも減りました。ほかにも先生が声の出し方を教えてくれます。定期演奏会は歌を歌うだけじゃなくミュージカルもやりました。ミュージカルでは移動やセリフなど、たくさんのことを覚えました。私は合唱団に入団してから、お父さんとお母さんに明るくなったといわれるようになり、いろいろな歌を歌うことや、ミュージカルなどで感情の表現ができるようになりました。
また、ジュニア合唱団は人数が多い分、団結力が強くそこが私たちの強みでもあります。そして唱団のみんなはとても仲が良いです。練習会場につくと、いろんな人があいさつをしてくれたり話しかけてくれます。自分と年齢が離れている先輩と話すことは入団前はめったにありませんでしたが、演奏会や練習での先輩の様子や、ちょっとした気遣いや声がけなどが勉強になり、私もあんな先輩になりたいと思いました。私はジュニア合唱団に入団して、練習に行くのが待ちきれないほど合唱が大好きになりました。私はこの合唱が大好きな気持ちが増えていくことをとっても楽しみにしています。ジュニア合唱団はとても楽しいです!
櫻井颯夏(高校2年/メゾソプラノ)
みなさんこんにちは、新潟市ジュニア合唱団高2の櫻井颯夏です。
私がこの合唱団に入ったきっかけは毎年2月に開催されているジュニアコーラスフェスティバルという演奏会でした。もともと私は違う地域の合唱団に入っていて、同じその演奏会に参加していました。そこで楽しそうにダンスを踊りながら歌っている姿にとても驚き、私もあんなふうになりたい!と思い入団を決めました。そんな私でしたが、入る前はとても不安で緊張していました。ですが、いざレッスンに参加してみると、いつも高校生のお姉さんやお兄さんと2人ペアとなってレッスンをリードしてくれました。そのおかげで不安は全て吹き飛んで、楽しい!早くレッスンに行きたい!といつのまにか思うようになりました。あの時から7年の時が経ち、私もみんなをリードする時期になりました。高校生になってからは楽しいことだけではなく、大変なこともたくさんあります。ですが、7年間ずっと一緒に歌ってきた仲間たちがたくさん助けてくれ、そのたびに絆が深まっていると感じています。休憩時間も、最近あった楽しかったことから学校のお悩み相談まで様々な学年の子達と交流することができ、とっても充実しています。私にとってジュニアは学校とはまた違う、特別でとても大切な場所です!