事業概要

「りゅーとぴあに来館したことがない」 「行くきっかけがつかめない」
そんな方々のために、私たちから出向いて音楽を届ける、【りゅーとぴあアウトリーチ事業】 を開催しています。
* アウトリーチ (Outreach) =手を伸ばすこと。 手を差し伸べること。

りゅーとぴあが、なぜアウトリーチを行うのか

「鑑賞、育成、普及」という3つの音楽事業で、ホールを核とした地域文化の創造と芸術文化に出会える魅力的な街づくりを推進していますが、まだりゅーとぴあに一度も来館したことがない市民も多数いらっしゃるようです。 2001年に制定された「文化芸術基本法」では、文化権を「人間の生まれながらにもつ創造、享受の権利であり、地域格差なしに鑑賞、参加、創造ができるための環境整備が必要である」と規定し、そのための施策を国や自治体に要請しています。 りゅーとぴあでは上記を受け、これらの市民に、音楽芸術に触れる場の提供を行う必要があると考え、その一つの方法としてアウトリーチを行うことにしました。

誰のために行うのか

①リスナーとしての市民へ

• りゅーとぴあへ来ることが出来ない市民
• 来館するきっかけがつかめない市民

②プレイヤーとしての市民へ

• 専門教育を受けてきた市民（地域アーティスト）が、その地域で演奏活動を行える市場の創生
• 地域アーティストの芸術的、教育的レベルの向上の場として
• 正しいアウトリーチの考え方の伝達の場として 「りゅーとぴあアウトリーチ事業」は両者を結びつけるための事業です。