会館概要・沿革
会館の歩み
新潟市音楽文化会館は、昭和43年に発表された新潟市の「スポーツと音楽の都市宣言」と、市民からのいつでも練習活動やその成果の発表ができる音楽センターの設置を望む声を反映して、昭和52年11月に開館しました。
安定的な市民の文化活動を確保するため、全国でも先駆的な制度である「定期利用制度」を採り入れ、大・中・小の13室の練習室と、日頃の練習の成果を発表する場としての525席のホールを備えた会館として、多くの市民の方々からご利用いただいております。
また、新潟市ジュニア音楽教室の練習会場として、新潟市の芸術文化活動の次代の担い手となる子ども達の活動拠点ともなっています。
平成10年には白山公園の拡大に伴い公園の一部に組み込まれ、また同年開館した新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)と共に(公財)新潟市芸術文化振興財団が管理することとなり、一体的な活用や目的分担による会館運営が開始しました。平成18年からは同財団が指定管理者として管理運営を行っております。
施設は利用状況に応じて改修を行い、能楽などの練習ができる練習室の増設、一部の練習室についての遮音効果向上、平成12年には施設の老朽化に伴う大改修工事を行い、荷物搬出入用の大型エレベーターの設置、楽屋の拡大、練習室の音響効果の向上、バリアフリー化などを実施しました。また平成27年、現在の耐震基準を満たすため、耐震補強工事を施しました。
平成29年には開館40年を迎え、今後も市民の皆様に愛され日々の芸術文化活動に利用いただける会館として努めてまいります。
沿革
昭和43年10月 (西暦1968年) |
新潟市が全国で初めて「スポーツと音楽の都市」宣言をする。 |
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昭和46年 (西暦1971年) |
音楽センター建設促進の署名運動が始まる。 |
昭和50年 (西暦1975年) |
建設の設計を岡田新一設計事務所に委託する。 音響の設計を永田穂建築音響設計事務所に委託する。 |
昭和51年9月18日 (西暦1976年) |
着工。 |
昭和52年4月 (西暦1977年) |
開館準備室が発足 |
昭和52年10月20日 (西暦1977年) |
竣工。 |
昭和52年11月19日 (西暦1977年) |
開館。 |
昭和55年 (西暦1980年) |
将来の新潟の文化を担う人材を育成するため、子どもを対象としたジュニア音楽教室「ジュニアオーケストラ教室」を開設。 |
昭和58年 (西暦1983年) |
1階練習室10を洋楽用大練習室に改修。 |
昭和59年 (西暦1984年) |
1階練習室11を邦楽・能楽用大練習室に改修。 |
昭和61年 (西暦1986年) |
1階練習室12の一部を大音量用中練習室12と大練習室13に改修。 |
昭和62年 (西暦1987年) |
1階練習室13を大音量用大練習室に改修。 |
昭和63年 (西暦1988年) |
年間利用者が延べ22万人を超える。 |
平成2年 (西暦1990年) |
ジュニア音楽教室「ジュニア合唱団」を開設。 (前身は昭和45年に誕生した「新潟市児童合唱団」) |
平成7年 (西暦1995年) |
ジュニア音楽教室「ジュニア邦楽教室」を開設。 |
平成10年10月 (西暦1998年) |
白山公園の中に組み入れられる。 新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)が開館。 |
平成12年1月 (西暦2000年) |
施設の老朽化に伴ない、改修工事を行う。 工事概要
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平成12年6月 (西暦2000年) |
1階・2階の改修工事が完了。練習室の利用を再開する。 |
平成12年11月 (西暦2000年) |
3階などの改修工事が完了。ホールの利用を再開する。 |
平成27年 (西暦2015年) |
耐震補強工事を行う。 (H.27.10.1~H28.2.29工事休館) |
令和元年5月18日 (西暦2019年) |
ホールの利用件数(開館以来の累積)が1万回に達する。 |
令和元年 (西暦2019年) |
外壁工事、冷温水発生機交換工事、エレベーター交換工事を行う。 |
施設概要
所在地 | 新潟市中央区一番堀通町3番地2 |
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着工 | 昭和51年9月18日 |
竣工 | 昭和52年10月20日 |
開館 | 昭和52年11月19日 |
建築面積 | 1,668.66 m2 |
延床面積 | 6,462.30 m2 |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート5階 |
総工費 | 12億6千万円 |
改修工事 | 平成12年1月~10月 11億円 |