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【1月17日(日)上演 カンパニーデラシネラ『ドン・キホーテ』】不思議な舞台!身体で魅せる物語

幅広い注目を集めるカンパニーデラシネラの“古典名作劇”シリーズから今回の演目は、セルバンテスの名作『ドン・キホーテ』。
見て楽しいワクワクする仕掛けがたくさんの舞台について、演劇企画課の今尾博之(いまおひろゆき)さんにお話を伺います!

 

今尾さん:よろしくお願いします。
最近は舞台をみに行く機会が減ってしまったので、テレビをよくみるようになりました。

今は火曜日に放送されているドラマ、「この恋あたためますか」にはまっています!主演の森七菜さんの表情豊かな演技に心うばわれてます。あと、お笑いも好きなので、東京03の飯塚さんがコンビニ店長役で出演されているのもいいですね。

おしえて!① ドン・キホーテってどういう意味なの?

―今回の舞台について教えてください。

今尾さん:「こども古典名作劇」と銘打って、カンパニーデラシネラさんによる『ドン・キホーテ』を上演します。

「ドン・キホーテ」というとディスカウントショップの名前として有名になってしまいましたが、もともとはセルバンテスというスペインの作家による古典小説なんです。

本の読みすぎで物語と現実の区別がつかなくなった男が、
自らを「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」と名乗るのがタイトルの由来です。

これはラマンチャという土地の騎士である、貴族のキホーテという意味の名前ですね。

 

―ドンのキホーテさん、という意味ですなんですね。
 「古典の名作」というとちょっと難しく感じます…。

今尾さん:大丈夫です。物語をしらなくても、十分たのしめます。

本の読みすぎで物語と現実の区別がつかなくなったこのドン・キホーテが活躍する物語、ということをちょっと知っておいていただければ、なお楽しめます。

 

おしえて!② パントマイムってなあに?

―チラシには「目にも楽しい不思議な舞台」とありますね。

今尾さん:デラシネラというグループなんですが、パントマイムを基礎にしているんです。

パントマイムは、手でみえない壁をつくったり、一人で綱引きをしてみせたり、カバンを宙に浮いているようにみせたりといった、ちょっと手品のような不思議な動きをする表現方法ですよね。

その不思議な動きをふんだんに取り入れて、舞台を展開していくのがデラシネラなんです。

箱のような枠組みと、机といす、少しの小道具がでてくるだけですが、どんどん場面がかわっていくんです。

【1月17日(日)上演 カンパニーデラシネラ『ドン・キホーテ』】不思議な舞台!身体で魅せる物語の画像

 

―カンパニーデラシネラさんは学校公演も多いんですか?

今尾さん:デラシネラさんの作品「ドン・キホーテ」は、文化庁から選定を受けて全国のたくさんの小学校を上演してまわっています。

小学校では体育館をステージとしていたのですが、今回のりゅーとぴあの公演ではりゅーとぴあの劇場の舞台上に特設のステージをつくっての上演となります。

小学校の体育館とちがってりゅーとぴあの照明などの設備をふんだんに使った、贅沢な公演となりますよ。

―より、迫力のある舞台になりそうですね!

おしえて!③ せりふがないってほんと?

―最後にみどころをもう一度お願いします。

今尾さん:もともとこの「ドン・キホーテ」という作品、2年前に初演したときには台詞も少しあったとのことだったのですが、コロナ対策もあって今回のツアーから台詞をぜんぶ無くしてしまったそうです。「見て楽しい」部分がよりバージョンアップしていることと思います。

台詞がなくても、みてわかる物語を身体でつむぎだすのがデラシネラなんです!台詞がない分、こどもにも理解がしやすくなったところがありますし、何より大人がみても面白い舞台になっているはずです。

席数が多くないので、チケットはぜひお早めにお求めください。

 

【1月17日(日)上演 カンパニーデラシネラ『ドン・キホーテ』】不思議な舞台!身体で魅せる物語の画像

カンパニーデラシネラ こども古典名作劇『ドン・キホーテ』

日時:2021年1月17日(日) 11:00・15:00開演

会場:りゅーとぴあ 劇場(特設ステージ)

料金:全席指定 おとな:3,000円、U25:2,000円、小学生以下(4歳~小学生):1,000円

チケット好評発売中!

 

詳しくは、ページ下の「関連する公演記事」のリンクよりご覧ください。

 

電話でのチケットのご予約・お問合せは、りゅーとぴあチケット専用ダイヤル【025-224-5521】まで。

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