「舞の習い」のご紹介(写真多め)
演劇企画課のKさんにお話しを聞きました。
―― Kさん、よろしくお願いします。早速ですが、今日はりゅーとぴあの名物企画、能のお稽古を体験できる「舞の習い」について教えてください。
Kさん かしこまりました。ところでこの「スタッフのひとりごと」、私もよく読んでいるのですが、同じ職場内でも知らないことが多く、ためになります。
―― 同感です。
Kさん 私も楽しく読んでいただけるよう心がけます。写真多めでもいいですか?
―― もちろんです。まずこちらの写真、子どもたちが良い顔をしていますね!
Kさん はい。昨年の写真ですが、子どもたちが本当に楽しそうだったのが印象的でした。「舞の習い」は4歳以上なら参加可能なので、毎年子どもから70代の方まで幅広く参加されています。洋服でお稽古できるのも好評です。
Kさん 「舞の習い」には仕舞(しまい)と謡(うたい)の2コースがあります。この写真は謡コース。能の“声楽”パートで、音楽劇でもある能の要です。大きな声で謡うと気持ちがスッキリしますよ。写真のとおり、正座が苦手な方は椅子に座ってお稽古できます。
Kさん こちらは仕舞です。小中学生を対象とした<こども仕舞コース>の写真ですね。子どもたちは覚えが早く、毎年楽しそうに稽古しています。また、他のコースでも受講料が半額になる“学割”があります。
Kさん お稽古の最初と最後は、必ず正座で「よろしくお願いします」「ありがとうございました」のご挨拶をします。日常生活でここまでキッチリと礼をすることはないでしょう? 礼儀や美しい所作を学べるのも、この講座の良いところなんです。
Kさん こちらも仕舞のお稽古の様子です。ここだけの話し、「能は観るよりやったほうが何倍も楽しい」というのは有名で(笑)、どんどんはまってしまうのが能のお稽古なんです。
Kさん 能楽堂でお稽古できるのも「舞の習い」ならでは魅力です。能楽堂での稽古は、まさに非日常。タイムスリップしたような、不思議な感覚を楽しんでください。
Kさん お稽古は礼に始まり礼に終わります。
Kさん 以上が稽古の様子です。ここからは、講座の最後を締め括る“発表会”です。
Kさん 一般のお客様の前で成果を披露します。稽古は普段着でしたが、発表会は着物になりますので、一層気が引き締まります!
Kさん 子どもたちも大きな声を出し、一生懸命に舞います。最初はじっとしているのも難しかった子も、最後は立派に舞を披露する姿に成長を感じ、胸が熱くなります。
Kさん 謡コースの発表の様子です。能舞台で声と気持ちをあわせるのは、かけがえのない体験です。
Kさん 皆さんが緊張しながらも懸命に舞う姿は、いつも心を打たれます。発表が終わった後の充実した表情も美しい。ぜひ多くの方に体験していただきたいと思います!
―― Kさん、ありがとうございました。定員に達するまで募集しています。どしどしご応募ください。