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サクラ日記(雨水)第2回

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能舞台は、東屋(あずまや)のイメージだった!

「能舞台の屋根の形は、公園にある東屋(あずまや)の屋根のイメージなんです。」
りゅーとぴあを設計した建築家・長谷川逸子さんが仰った言葉です。

昨年、天空のお花見会の準備をする中、能楽堂にまつわるエピソードを探すため私は長谷川さんへインタビューしました。すると、こんなお話しを聞くことができたのです。

長谷川さん「能楽堂を設計しているとき、舞踊をしている方や、尺八・三味線をしている方など、色々な活動をしている方から能楽堂を使いたいという話が寄せられました。能楽は時の将軍から庇護されていた歴史があり、武家社会を象徴した力強い形として一般的に能舞台は切妻屋根になっています。りゅーとぴあの能舞台は能楽に限定せず色々な方々が使うイメージだったので、切妻ではなく東屋風の寄棟(よせむね)にしたのです。」

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一般的な東屋(白山公園)

実際、りゅーとぴあの能楽堂はお能や狂言だけでなく、コンサート、演劇、舞踊、落語、講演会など様々な目的で使われてます。そして、そのために必要な仕掛けが能舞台に仕込まれているのですが・・・このお話の続きは今年の天空のお花見会にて、実物をご覧いただきながら説明いたしますね。

天空のお花見会、4月2日(土)・3日(日)に決定!

さて、天空のお花見会の開催日を4月2日(土)3日(日)に決定しました。
今年のお花見、下から見るか上から見るか!迷う必要はありません、両方ご覧ください。4月2日(土)3日(日)りゅーとぴあ5階から一面に広がる桜の絨毯をご覧ください。それから、無料でご覧いただける演能とコンサートを企画中です!なお、これらの内容については随時ホームページに掲載するほか、次回のブログでも紹介したいと思います。

明日は二十四節気の雨水(うすい)、気温が上がり雪から雨になる時期になりました。少しずつ日が長くなっていくのを実感し、空を見上げると雲の切間から差し込む光が温かく感じられます。

春は一歩一歩近づいていますが白山公園の桜は変わった様子はありません。小さな蕾はぎゅっと身を縮めひたすら寒さに耐えているように見えます。桜の蕾も、天空のお花見会も、披露するまでの準備は外目には分からないものです。でも、開花に向けて着実に準備をしています。

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令和4年 雨水
イベント担当 石川尚朋

次回サクラ日記 掲載予定

第3回 啓蟄(けいちつ) 3月5日頃

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