サクラ日記（天空のお花見会）
4月12日 水曜日
朝から雨模様、その上風が吹いていて春のイメージとは程遠い天気。「果たしてお客様はいらっしゃるのだろうか」と心配しましたが、杞憂でした。
今日の演目である熊野の「村雨〜」の謡を聴くと不思議と今日の天気が風情に感じられました。
4月13日 木曜日
お天気に恵まれ、散歩で通りかかったというお客さまや赤ちゃん連れの親子も来場されました。舞台と客席が一体となり温かい雰囲気に包まれていました。
天空のお花見会はおかげさまで両日とも盛況のうちに終了しました。立春から二十四節気に書いたサクラ日記は今日がほんとうの最終回です。思いがけずブログ係になり、文字と向かい合うことの楽しさに目覚めた一方で伝えることの難しさ、語彙や表現の乏しさを感じながらもなんとかここまで書くことができました。
実はこの企画にあたり、りゅーとぴあの各部署の垣根を越えてメンバーを組んでいます。これからの公演の仕事が控える忙しい時期にもかかわらず、一緒にイベントを作り上げたスタッフの協力があったから実現できました。
「次回も開催したいのでまた一緒に仕事してください」と伝えたいところですが、この単調な言い方で響くとは思えないので次の立春まで説得する言葉を探すことにします。
