【1月26日(火)開催 東京交響楽団 新潟特別演奏会「2021睦月」】どんな困難にだって立ち向かう。愛と正義がある限り。
東京交響楽団による新潟特別演奏会、新年最初の公演はなんとオペラを演奏!
また、南紫音さんによる美しくあたたかなヴァイオリンの演奏にも興味をそそられる今回の演奏会、特に注目していただきたい魅力を音楽企画課の中粉(なかこ)さんにお話を伺います!
中粉さん:よろしくお願いします。
雪が降り積もる今日この頃ですが、私は幼少期から雪に鍛えられてきたので、今でも雪かきは半袖でがんばっています!
さて、ここでクイズです!昨年2020年は実はある有名作曲家の生誕250年の年だったのですが、どの作曲家かご存知ですか?
―ええっと、どなたでしたっけ…?
中粉さん:ベートーヴェンでございます。250年経ってもなお、色あせることのない感動を届けてくれる作曲家ですね。
特に有名なのは、「運命」や「交響曲第九」でしょうか。
今回ご紹介させていただく東京交響楽団 新潟特別演奏会「2021睦月」では、そのベートーヴェンの素晴らしい作品を中心に取り揃えたプログラムになっています。
演奏会の魅力①ベートーヴェン“唯一”のオペラ作品を演奏
―どんな曲を演奏するのでしょうか。
中粉さん:「2021睦月」では、ベートーヴェンの作品が4曲演奏されます。《フィデリオ序曲》、そして《レオノーレ》序曲第1番・第2番・第3番の4曲です。この4曲の序曲はすべて、ベートーヴェン唯一のオペラ作品《フィデリオ》という作品の楽曲なのです。
―ベートーヴェンはオペラの作曲もやっていたのですね!
演奏会の魅力②妻が夫を救い出す、愛と正義の物語
中粉さん:オペラ《フィデリオ》は、無実の罪で投獄されてしまった男フロレスタンを、その妻レオノーレが男装してフィデリオと名乗り救い出すという、正義と愛の物語です。
このオペラは完成するまでに、第1稿、第2稿…と何度か書き換えられていて、物語が書き換えられるたびに、オペラのオープニングテーマ曲である序曲も同じように手が加えられました。
―なるほど!フィデリオとレオノーレは同一人物だから、曲名が違えど同じオペラの音楽なのですね!
中粉さん:その通りです。
演奏される4曲とも同じ題材に基づいていますので、1つのコンサートで聴き比べ楽しめるのは嬉しいポイントですね。
―男になりすまして、夫を救いに行く妻…なんてドラマティックなんでしょう。
演奏会の魅力③何度も書き換えられて変化した旋律を一気に楽しめる!
中粉さん:年末年始のドタバタも過ぎて、落ち着いた平日昼、優雅にコンサートホールでクラシック音楽を楽しむというのもよいかと思います。
プログラムではベートーヴェンの他にも、若くて美しい天才ヴァイオリニスト南紫音さんのソロによる、アルバン・ベルク作曲ヴァイオリン協奏曲も演奏されます。
これまでに数々の賞を受賞してきた実力派によるヴァイオリンの音色で、最上級のひとときを堪能できることでしょう。
皆様のご来場をお待ちしております。
東京交響楽団 新潟特別演奏会「2021睦月(むつき)」
日時:2021年1月26日(火)15:00開演
会場:りゅーとぴあ コンサートホール
料金:全席指定 S席 : 6,000円 A席 : 5,000円 B席 : 4,500円 C席 : 4,000円 D席 : 3,000円 U25 : 2,000円
詳しくは、ページ下の「関連する公演記事」のリンクよりご覧ください。
電話でのチケットのご予約・お問合せは、りゅーとぴあチケット専用ダイヤル025-224-5521まで。