これで沼る!新潟のアーティスト【第6弾!!】
1/20(土)~21(日)開催「It’sニイガタConcert2024」。新潟ゆかりのアーティスト総勢12組が出演し、様々な楽器・音楽ジャンルを格安で味わえる、贅沢なガラ・コンサート。
この機会に新潟の「推し」アーティストを見つけてみませんか?今回は、珍しいアンサンブルで出演する2組のアーティストへのインタビューをご覧ください!
「KARAKUSA」渡辺百枝さん(篠笛/真笛)・川崎祥子さん(ピアノ)【公演No.3】
Q. あなたにとっての「りゅーとぴあ」の思い出を教えてください!
渡辺:一番に浮かぶのは中学生の時の合唱祭です。私の通っていた中学はコンサートホールが会場でした。クラスでの合唱はもちろんのこと、吹奏楽部でもあり万代太鼓委員会にも入っていた私は、出番がいっぱい。駆け回っていた記憶があります(笑)。また子どもの頃はよく母とクラッシックコンサートに来ていました。きれいな音楽を聴いた後は美味しいものを食べて帰る、という流れまでが私の中のりゅーとぴあの思い出です。
Q. あなたにとって「新潟」といえば?
川崎:海もあって山もあって島もあって、自然を感じるには「ないものがない」贅沢な環境だと気付いたのは、大人になって他の世界を知ってから。今でも、大きなコンサートやイベントを終えると、海にふらりと出掛けて向こうに見える佐渡や沈む夕陽をボーっと眺めたりします。逆に英気を養いたいときは山へ。澄んだ空気をたっぷり吸って、また次のコンサートに向けて心とからだのメンテをします。
Q. 「音楽」「楽器」との出会いを教えてください!
川崎:3歳の頃、近所の電子オルガン教室に通うようになって伴盤楽器と向き合う音楽人生が始まりました。その頃から「将来は伴盤を弾くひとになりたい」と小さな声で宣言していた私は、伴盤の師匠や音楽業界に関わる皆さんに助けて頂きながら、2024年は音楽を生業にして35周年を迎えます。記念コンサートはもちろん、このりゅーとぴあで!スタジオAをお借りしてアットホームに開催させて頂きます。
Q. あなたの好きな言葉は?
川崎:「ハクナ・マタタ」
スワヒリ語でNo Problemの意味。 アフリカを愛す新潟しもまち出身のピアノ弾きなので。
渡辺:「やらないで後悔するより、やって後悔!」
Q. 「It’s ニイガタ Concert 2024」にかける想いをお願いします。
生まれ育った場所、心が自由になれる場所、元気が湧いてくる場所、どれも大きな意味での「ふるさと」と呼べるのではないでしょうか。ふるさとへの想いを込めて作曲したオリジナル曲、作った方のふるさと愛が深く刻まれた曲、聴く方が懐かしいふるさとを感じるであろう曲、ご来場下さった皆さまとさまざまな「ふるさと」を共有して、あたたかい時間を過ごすことが出来たらと思います。
「トロントリオ」武藤祥圃(箏)・廣川抄子(ヴァイオリン)・渋谷陽子(チェロ)【公演No.4】
※インタビュー回答者は武藤さん
Q. あなたにとっての「りゅーとぴあ」の思い出を教えてください!
新潟大学を中退して東京藝術大学に通うために上京した年、私の人生の大きな転換点になった年に開館したりゅーとぴあ。立派な施設ができたことに加え、コンサートホールで盛大に開催された邦楽公演に感激した記憶があります。以来、時には聴衆として、時には出演者として、時には会議に出席するため、と幾度となく訪れています。新潟での音楽活動の核となっている場所といえます。
Q. あなたにとって「新潟」といえば?
愛すべき故郷です。好きすぎて2007年に「柳都八景」という曲まで作ってしまいました。箏、三絃、十七絃、尺八の合奏曲です。唄もありますが、その歌詞も作りました。私が歌詞に選んだ推し八景は「賑わう古町、今は昔の堀、関屋浜の夕日、萬代橋の民謡流し、秋の弥彦山、白鳥飛び交う鳥屋野潟、白雪積もる白山神社」です。皆さまご納得いただけるかと思います!まさに私の新潟愛です(笑)。
Q.「音楽」「楽器」との出会いを教えてください!
私が生まれた頃は祖母が開いていた箏の教室に多くのお弟子さんが通っており、母も祖母の片腕として活動していた時期なので、私と箏との出会いは生まれた時、というか母の胎内にいた時といったほうが適切かもしれません。小さいころからとにかく音楽が好きで、音楽中心の生活だったように思います。学校の音楽教師になるべくピアノで新潟大学に入りましたが、門前の小僧でしょうか、現在は箏演奏家として活動しています。
Q. あなたの好きな言葉は?
「自分を信じる。すべてを受け入れる。大概のことはなんとかなる。」
Q. 「It’s ニイガタ Concert 2024」にかける想いをお願いします。
私たちは箏・ヴァイオリン・チェロというイレギュラーなトリオですが、この3つの楽器のアンサンブルであるからこそ生まれる新しい音楽をお聴きいただくべく、練習を重ねています。大人の方々にももちろんですが、多くの子どもたちにそれぞれの楽器の魅力、そして音楽や楽器に国境はないことをアピールできたら、と思っています。バラエティーに富んだプログラムを考えましたので、どうぞお楽しみに!