類まれな表現力、自由に輝く音色
厳しい審査を勝ち抜いた話題の新星ピアニスト登場

出演

ジャン・チャクムル （ピアノ）

プログラム

ショパン：ワルツ第1番 変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」
メンデルスゾーン：幻想曲 嬰ヘ短調Op.28 「スコットランド・ソナタ」
J. S.バッハ：イギリス組曲 第6番 ニ短調 BWV 811
シューベルト：ピアノ・ソナタ 第7番 変ホ長調 D568
ショパン：24の前奏曲Op.28より 第6番、7番、8番、15番、23番、24番
バルトーク：野外にて Sz.81

使用楽器／KAWAI「SK-EX」

演奏会では、予選から本選までチャクムルが使用し、音の透明感と弾きやすさを絶賛したKAWAI製「SK－EX」を使用します。

未来の巨匠、早くも新潟登場

2018年11月、世界的にも権威あるコンクールのひとつ「浜松国際ピアノコンクール」で第1位と室内楽賞を受賞したジャン・チャクムルが、りゅーとぴあに登場します。数々の厳しい審査を通過し、活き活きとした音色を紡ぎだす彼の演奏は、コンクール会場でも多くの聴衆を感動の世界へと導きました。最終審査となる本選。高関健指揮・東京交響楽団と演奏したリスト「ピアノ協奏曲第1番」は、現役の学生とは思えない深い表現と音の持つ輝きに圧倒される素晴らしい演奏でした。今回の演奏会では彼のピアノの魅力を存分に味わえるリサイタルです。今最も注目を集めるピアニストの演奏を、日本最高峰の音響を誇る“りゅーとぴあ”コンサートホールでお楽しみください。

プロフィール

ジャン・チャクムル （ピアノ）

1997年トルコの首都アンカラ生まれ。2017年スコットランド・ピアノコンクール、続く2018年第10回浜松国際ピアノコンクールにて優勝。レイラ・ベケンシル及びアイシェ・カプタンのもとで音楽を学び始め、6年間師事した菅野潤やエムレ・シェンに多大な影響を受ける。2012年、アンカラの高校を卒業後、パリのスコラ・カントルムにてマルセラ・クルデリに師事し、2014年首席で卒業。以来、アラン・ウェイス、アリエ・ヴァルディ、クラウディオ・マルティネス＝メーナー、レスリー・ハワード、ロバート・レヴィン等多くの著名な音楽家との演奏機会に恵まれる。2015年の「イスタンブール・クラシック音楽フェスティバル」オープニング・コンサートのメイン・アーティストとして、サッシャ・ゲッツェル指揮ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団と協演。トマス・セナゴー、高関 健、ギュレル・アイカル、アルフォンソ・スカーアーノ、イブラヒム・ヤズジュ、ホアン・ヴァルス、モデスタス・バルカウスカス等著名な指揮者との協演も果たしている。2019年は、ケンショウ・ワタナベ指揮によるロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団との共演が予定されており、4月にはBISレーベルからデビューCDのリリースが予定されている。イスタンブールにてドニゼッティ・クラシック音楽賞の「2015年ヤング・ミュージシャン賞」、また、2018年にはフランツ・リスト・ヴァイマル音楽大学より大学の国際活動への貢献によりDAAD賞を受賞。現在ヴァイマル音楽大学のグリゴリー・グルツマン教授の指導のもと研鑽を積んでおり、同時にベルギーのダイアン・アンダーセンとの活動を継続。TUPRAS社をスポンサーに、ピアノデュオ、ペキネル姉妹が主導する若い演奏者が国際舞台で活躍することを目的とした音楽教育プロジェクト：G & S Pekinel Young Musicians on the World Stagesに選出されている。