芸術のミナト☆新潟演劇祭 第1回
イベント内容について
東区民劇団 座・未来 音楽劇「王瀬の長者」特別編
母なる川への回帰を断てば、鮭の神の怒りが下る。長者みてえになんなや…
昔々、現在の東区山の下に沼垂があった頃のお話です。この地は「王瀬」と呼ばれ、たいそう権勢を誇る「長者」がいたそうです。 そこを流れる阿賀野川を毎年「大助・小助」という鮭の神様がのぼりました。その日11月15日は、けっして網を入れないことを漁師たちは掟として来ました。 しかし、強欲な長者はこの鮭の神様を捕ることを漁師たちに命じます。怖れ慄く漁師たち。さて、長者の運命はいかに。東区に伝わる伝説です。
公演日
3/13(日) 13:00~ , 16:00~
会場 劇場
料金 全席自由 1,500円(高校生以下1,000円)
時間
各回90分
出演
岡 英彦、小畑 義則、大西 暁美、堀川 久子(友情出演)他、 東区市民劇団 座・未来 沼垂木やり太鼓会、あおいソーラン
スタッフ
舞台美術:鈴木 ナナ子
脚本:塩原 昭夫
演出:斉木 としや
語り:平井 葉子
音楽監督:A.U.
照明:伊藤 裕一、牧田 亜紀
音響:西村 シゲル(サウンドウエスト)今井 麻衣子
舞台美術:内山 貴徳
制作:矢島 晴奈、金澤 修、塩原 昭夫
東区民劇団 座・未来
越後猿八座「信太妻」葛の葉子別れの段
「弘知法印御伝記」に続く待望の新作、新潟初演。
陰陽師・安倍晴明の誕生にまつわる哀れにも悲しい物語。
信太妻(しのだづま)。和泉の国、信太の森近くに、ひっそり暮らす家族があった。夫、保名は野良へ出かけ、妻は七つになる童子を寝かしつけ、はたを織り始めるが、庭に咲き乱れる菊の花に見とれ、うっかりその本性を現わす。妻は以前保名が命を助けた狐の化身であった。夫と我が子への尽きぬ思いを一首の歌に残し、妻は信太の森へ帰って行く。―恋しくば尋ね来てみよ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉― 後に童子は母の形見の霊力により、帝の病の原因をつきとめ、宮廷お抱えの陰陽師、安倍晴明となる。
公演日
3/15(火)19:00~ , 3/16(水)14:00~、3/17(木)
※東北関東大震災の影響により中止
会場 スタジオA
料金 全席自由 1,500円(高校生以下1,000円)
時間
各回 65分
スタッフ
浄瑠璃:越後 角太夫(三味線弾語り)
人形:西橋 八郎兵衛、逸見八里、田村 猿五、堀 八島
照明:伊藤 裕一
越後猿八座
新潟大学演劇研究部「バンク・バン・レッスン」
ドキドキしたい!ドキドキさせたい!!
いつもと変わらない銀行の風景。しかし、銀行員たちは一様に神妙な面持ちで入り口のドアを見つめている。彼らの視線の向かう先には……強盗!? 銃声!? 立てこもり!?
繰り返される日常から抜け出る彼らのアンチ・ルーチンシアター。
公演日
3/16(水) 19:30~
会場 劇場
料金 全席自由 1,500円(高校生以下1,000円)
時間
90分
出演
新潟大学演劇研究部
スタッフ
作:高橋 いさを
演出:杉谷 拓馬
舞台監督:中嶋 啓詞
装置:内田 久嗣、金原 千尋
音響:本間 広子、上村 亜沙美、工藤 苑香
照明:畠山 正義、後藤 智樹、高橋 陽介
衣装:岩井 千紘、加勢 彩乃
制作:高木 ゆかり、大須賀 貴裕、堀越 さな恵
新潟大学演劇研究部
我々新潟大学演劇研究部は、これまでに計115回の定期公演を行っている団体です。夏秋年2回の定期公演に向けて、部員一同楽しく厳しく演劇に取り組んでいます。
部員の半数以上が大学からの演劇デビュー、かつ入れ代わりも早いため、荒っぽく……、いや!理想に向けて突っ走ることのできる団体なのです。時代によって変わる劇研カラー!!どうぞご堪能ください。
劇団@nDANTE「バット男」
(・・・使えって、バット。)
バットを振り回すホームレス,バット男。本当は小心者で自分が殴られる最弱者。そんなバット男を社会のストレスの捌け口と考える冷めた主人公・博之。そんな博之の同級生大賀はバスケに夢中。そんな大賀との恋に夢中なのは梶原亜紗子。すれ違う2人。若者の嗚ァ青春の日々をよそに,ある日あっけなくバット男は殺される。ネットで囁かれるサスペンス。 『やったのはオレだよ。凶器のバットはまだオレの部屋にある。』やがて大賀と亜紗子は破局。そして,姿を消した亜紗子の部屋から『血まみれのバット』が見つかる…。
公演日
3/16(水) 19:00~、3/17(木) 14:00~ 、※19:30の回は東北関東大震災の影響により中止
会場 スタジオB
料金 全席自由1,500円(高校生以下1,000円)
時間
各回110分
出演
石川 直幸、五十嵐 淳、土屋 尚子、大家 貴志、堀江 優、
塚本 真央、近藤 招弘、閑野 宗朗
スタッフ
原作:舞城 王太郎
作:倉持 裕
演出:石川 直幸
装置:橋本 亮
照明:五十嵐 淳
音響:閑野 宗朗
衣装:秋間 有希
制作:佐藤 輝空 他
劇団@nDANTE(新潟大学演劇研究部OB会)
こんにちは。@nDANTE(アンダンテ)です。私達は新大劇研OB会を母体としながら活動している劇団です。今回の公演では岸田國士戯曲賞作家 倉持裕の戯曲を、今まさに戯曲の登場人物達の年齢を生きる我々が演じます。学生と社会の狭間にいる私達ですので、学生劇から、でも熱い気持ちを忘れない、そんなお芝居をお客様に楽しんで頂けるよう稽古に励んでおります。 皆様のご来場を団員一同心よりお待ちしております!
舞台屋 織田組「Words -ワーズ-」
望んだのは愛、望んでいたのは死―。
新たな登場人物を加え、「Words ‐ワーズ‐」再演!
2007年初演作品再演。 芥川龍之介の小説「藪の中」をベースに脚本化、客演に佐藤和宏、高田一樹、本間智の三人を迎えて、再演いたします! この作品はシネウインド演劇賞2007で大賞・主演男優賞・主演女優賞などを獲得しました。 (あらすじ) 京と近江の間、逢坂山。藪の中から見つかった男の死体が事の始まり。盗人の多襄丸が殺したのか、妻の真砂が刺したのか、それとも男が自ら命を絶ったのか。代わる代わるの証言に物語は二転三転。聞く者すべてを深みへ誘っていく。 そして、すべての証言が出揃った時、より深い真実の扉が開かれてゆく……。
公演日
3/19(土) 18:00~ , 3/20(日) 18:00~
会場 能楽堂
料金 全席自由1,500円(高校生以下1,000円)
時間
各回120分
出演
山本 淳子、佐藤 和宏 、大竹 美江、高田 一樹、神田 笑美子、
本間 智、本藤 由紀、織田 智頼
スタッフ
原作:芥川龍之介 「藪の中」より 脚本・演出:干場貴之
舞台屋 織田組
『舞台空間に劇を通して、様々な角度から深く追求していく』をテーマに、舞台屋の看板を掲げ、結成。歴史劇・文学作品など古き良き題材に独自の解釈を取り入れ、少人数ながらも、義理と人情・衝撃と感動を胸に人の生き様が強く反映された魂のこもった作品を作り上げています。
『息を抜いても手は抜かない』をモットーに走り続けている集団です。
劇団ハンニャーズ「Arowana In Dragon Palace」
謎が笑いを呼び、笑いが狂気を生む。
中嶋かねまさ渾身のサスペンスミステリー。
沿岸沿いの館、リンチ城での、塩を巡る物語、謎を巡る物語、ナンセンスと狂気に満ちた、したたかな結末・・・十年前の上演作品「アロワナ イン ドラゴンパリス」を、作者自らが大胆かつ渾身のリライト。作品は新たなサスペンスミステリーとして蘇る! 中嶋作品に馴染み深い女優 谷藤幹枝、他、若き鮮烈な才能とハンニャーズが入り乱れての共演開始。束ねる演出家は、新潟演劇界を牽引し続けるkenzo氏。
中嶋ワールドを礎に、再び、そびえるリンチ城、Arowana In Dragon Palace・・・これは、もはや、再演では・・・ない!
公演日
3/21(月祝) 15:00~ , 19:00~
会場 スタジオB
料金 全席自由 1,500円(高校生以下1,000円)
時間
各回120分
出演
谷藤 幹枝(フリー)、山田 好宏、志田 実希、横山 泰之、
小出 佳代子、山川 祐賀子、村井 孝昭、
熊倉 静(劇団カタコンベ)、逸見 友哉(フリー)
スタッフ
作:中嶋 かねまさ
演出:kenzo
舞台監督:渡辺 建
音響・美術:加藤 優里
照明:小出 佳央理
映像:村井 孝昭
制作:近藤 聡実、高橋 郁子 他
劇団ハンニャーズ
1995年5月劇団一発屋結成。2006年8月「劇団ハンニャーズ」と改名。シネウインド演劇賞他、県内各種演劇賞受賞歴多数。2004年8月東京で行われた「第14回ガーディアンガーデン演劇フェスティバル最終選考会」進出。
作風は笑いと狂気に満ち、1999年からは笑いに焦点を当てたナンセンスコメディやサスペンスミステリーを上演。
その後コントに挑戦し始め、近年ではコントライブと銘打った公演を多数上演。
柿喰う客「流血サーカス」
窒息寸前!大暴走!夢と希望と皮肉と悪ノリ!神をも恐れぬ悪フザケ!
気鋭の若手劇団が新潟初登場!演劇祭で立ち上げる最新作!
東京で人気急上昇中の若手劇団「柿喰う客」が、新潟演劇祭の為に新作を創作&上演します。
残忍なショーを売り物にするサーカス団を舞台に繰り広げられる、奇想天外、荒唐無稽な物語。
新潟でしか見られない、エネルギー溢れるパフォーマンスをお楽しみください。
公演日
3/19(土) 16:00~ , 20:00~
会場 スタジオB
料金 全席自由 2,500円(高校生以下2,000円)
時間
各回60分
出演
七味 まゆ味、コロ、深谷 由梨香、村上 誠基、永島 敬三、他
スタッフ
作・演出:中屋敷 法仁
柿喰う客
2006年元日、劇団結成。夢と希望と皮肉と悪ノリに満ちた虚構性の強い世界観を武器に、精力的な演劇活動を続ける。圧倒的なフィクションの創作を目指す姿勢は「反・現代口語演劇」の旗手としても注目を浴びる。
2009年、国内5都市でのツアー公演や三重県文化会館でのレジデンス事業に参加。2010年には海外公演(フランス・トルコ)や中国・韓国俳優とのコラボレーション作品創作など、活動のフィールドは広がり続けている。
今作が初の新潟公演となる。
塩沢商工高等学校演劇部、新潟南高等学校演劇部
塩沢商工高校演劇部「麦に水を」
公演日
3/21(月祝) 11:00~
会場 劇場
料金 入場無料
時間
各回60分
出演
塩沢商工高校演劇部
スタッフ
作:結城 翼
潤色・演出:演劇部
新潟南高校演劇部「夏への扉」
公演日
3/21(月祝) 13:00~
会場 劇場
料金 入場無料
時間
各回60分
出演
新潟南高校演劇部
スタッフ
作:谷藤 太
潤色・演出:杉本健至(演劇部2年)
塩沢商工高等学校演劇部、新潟南高等学校演劇部
さる11月6日・7日に行われた今年度の高校演劇の県大会、地区大会の予選を乗り越え県下から集まった10校が日頃の稽古の成果を発表しました。
冴えた演技、若々しくも磨かれた見ごたえのある舞台など、それぞれの高校が個性を発揮して観客を魅了しました。審査員が「これらの舞台に順番をつけるのは大変難しいことだった」とコメントするなど、審査は難航したようですが、その中から塩沢商工高校が最優秀賞ならびに照明賞を、新潟南高校が優秀賞(第一席)ならびに舞台美術賞を受賞する結果となりました。 新潟演劇祭ではこの二校を招き公演を行ってもらいます。こちらの舞台もぜひご注目ください!
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