グレンツィング・オルガンの魅力No.26

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音楽終了財団主催

山本真希オルガンリサイタルシリーズグレンツィング・オルガンの魅力No.26クラヴィーア練習曲集第3部 ~バッハオルガン作品の最高傑作 ドイツ・オルガン・ミサ~

開催日時
2019年12月14日(土)
17:00 ~ 19:00(開場 16:30)
会場
コンサートホール

チケット料金・お申し込み

チケット
全席自由 : 3,500円
お得な情報
-
サービス情報
託児所赤外線補聴システム車いす
チケット発売日
会員...2019年9月7日(土)
一般...2019年9月13日(金)
会員制度
会員制度について
チケット取扱い
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りゅーとぴあオンライン・チケット
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
025-224-5521(11:00-19:00/休館日除く)
◇オンライン&電話/発売初日11:00~
◇窓口/発売初日(会員先行・一般販売ともに)取扱いなし。残席がある場合には翌営業日11:00より取扱い開始
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主催
公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
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イベント内容について

バッハのオルガン作品の最高傑作ともいわれる「ドイツ・オルガン・ミサ」を、合唱とともに。

バッハのオルガン作品の最高傑作ともいわれる「ドイツ・オルガン・ミサ」を合唱とともにお贈りします。年の瀬の慌ただしさを少しだけ忘れて、厳かなひと時をお楽しみください。

出演

オルガン:山本真希(りゅーとぴあ専属オルガニスト)
合唱:ヴォーカル・アンサンブル・カペラ

曲目

J.S.バッハ:クラヴィア練習曲集 第3部(ドイツ・オルガン・ミサ)

前奏曲 変ホ長調 BWV552/1
キリエ、永遠の父なる神よ BWV669
これぞ聖なる十戒 BWV678
天にまします我らの父よ BWV682
われらの救い主なるイエス・キリスト BWV688
フーガ 変ホ長調 BWV552/2 他

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ヴォーカル・アンサンブル・カペラ

リサイタルによせて  山本真希

リサイタルシリーズ第26回は、バッハの全オルガン作品の中でも最高傑作とされるクラヴィーア練習曲集第3部をお贈りいたします。

ライプツィヒの音楽監督として活躍した時代、バッハはカンタータやマタイ受難曲など大規模な教会音楽を手掛ける一方で、自身の作品の出版にも力を注ぎました。クラヴィーア練習曲集全4巻は、生前のバッハが唯一自費で世に送り出した曲集です。クラヴィーアとは、クラヴィコード、チェンバロ、オルガンといった当時の鍵盤楽器一般を指す語ですが、曲集の第1、2、4部はチェンバロのため、第3部はオルガンのために書かれた作品です。第3部は1739年、ライプツィヒの宗教改革200年を記念する年に併せて出版されました。

曲集は壮麗な前奏曲に始まり、ルター派の小ミサと6つの教理問答歌によるペダル付きの大コラール編曲と手鍵盤のみの小コラール編曲が対で置かれ、4つのデュエット、フーガで締めくくられます。伝統的なフランスやイタリアの様式のみならず、モダンな様式もふんだんに取り入れた多彩な作風に加え、あちこちに配された数にまつわる神学的な象徴や考え抜かれた全体構成からは、バッハの並々ならない構想と計画の深さが窺えます。

今回のリサイタルでは、曲集の柱となる前奏曲とフーガ変ホ長調と大コラール編曲を演奏いたしますが、オルガン演奏の前に作品のもととなったコラールを、ヴォーカル・アンサンブル・カペラの皆さんに歌って頂きます。グレゴリオ聖歌とジョスカン・デ・プレに代表されるルネサンス期フランドル楽派の多声音楽を専門とし、柔らかで澄んだ声で多くのファンを魅了し続ける声楽アンサンブルの美しいハーモニーをどうぞご堪能ください。

ルター派のコラールに親しんで育ったバッハにとって、コラールは常に人生共にあり、創作の源となるものでした。巨匠バッハの音による信仰告白ともいえる大作を、歌とオルガンの響きでお楽しみいただきたいと思います。

 

山本真希(オルガン)

神戸女学院大学音楽学部、同大学専攻科卒業後、渡独。ドイツ、フライブルク、シュトゥットガルト、フランス、ストラスブールで学ぶ。オルガンを井上圭子、Z.サットマリー、J.ラウクヴィック、C.マントゥーの各氏に師事。第1回ドイツ・ランドゥスベルク国際オルガンコンクール第3位。日本各地、ドイツ、ポーランド、オーストリア、チェコ、イタリアで演奏会を開いている。2006年4月、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館専属オルガニストに就任。ソロCD「グレンツィング・オルガンの魅力No.1」、東京交響楽団との共演による「サン=サーンス/オルガン交響曲第3番」のライヴ録音CDをリリース。大阪、相愛大学音楽学部オルガン科非常勤講師。

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ヴォーカル・アンサンブル・カペラ(合唱)

ヴォーカル・アンサンブル・カペラは1997年に古楽演奏家花井哲郎を音楽監督に古楽に取り組む声楽家によって結成された、グレゴリオ聖歌とルネサンスの音楽をレパートリーとする古楽声楽グループ。作品の真価が最大限に発揮されるよう、時代様式にふさわしい発音、発声法、音律などを追求し、グレゴリオ聖歌は10世紀の古いネウマに基づき、またルネサンス音楽は15、16世紀の計量記譜によるオリジナルの楽譜を使用して演奏する。宗教音楽は歴史的な典礼の枠組みを尊重して、グレゴリオ聖歌、祈祷、朗読などにルネサンスのポリフォニーを交えたミサや晩課といった形式でプログラムを組む。2001年以来12枚のCDをリリース、レコード芸術誌特選盤などに選ばれてる。特にフランドルの巨匠ジョスカン・デ・プレには力を入れ、ミサ曲全集を好評リリース中。2015年に第27回ミュージック・ペンクラブ音楽賞を受賞。

スペリウス Superius: 花井尚美 夏山美加恵 鏑木綾
アルトゥス Altus: 富本泰成 櫻井元希 金沢青児
テノール Tenor: 根岸一郎 谷本善基 柳嶋耕太
バッスス Bassus: 青木海斗 松井永太郎 花井哲郎(Maestro di Cappella=音楽監督)

 

花井哲郎

声楽アンサンブルは共に歌いながら、器楽アンサンブルは通奏低音のオルガンやチェンバロを弾きながら、合唱・管弦楽は指揮して演奏する古楽演奏家。音楽史、古い記譜法、演奏法の研究も行う。「ヴォーカル・アンサンブル カペラ」音楽監督としてグレゴリオ聖歌とルネサンス宗教音楽の演奏を20年以上にわたって続ける。また古楽アンサンブル「コントラポント」のリーダーとしてバロック時代の宗教音楽演奏を行う。長野県原村で「はらむら古楽祭」を開催、古楽の新しい楽しみ方を提唱する。フランス・バロックの宗教音楽に特化した合唱団フォンス・フローリスを始め、様々な古楽アンサンブルを指揮・指導。各地でグレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の講習会を行ってその教育、普及に努める。フォンス・フローリス古楽院院長、国立音楽大学講師。

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