若手ナンバーワン・ピアニストが奏でる
華麗なる「月光」＆ショパン・プログラム

曲目

ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ 第14番「月光」嬰ハ短調 作品27-2
ショパン：ピアノ・ソナタ 第2番 「葬送」変ロ短調 作品35
ショパン：ワルツ 第5番「大円舞曲」 変イ長調 作品42
ショパン：ポロネーズ 第6番「英雄」変イ長調 作品53
ショパン：夜想曲 第7番 嬰ハ短調 作品27-1
ショパン：４つのマズルカ 作品24
ショパン：幻想曲 へ短調 作品49
ショパン：バラード 第4番 へ短調 作品52
ショパン：舟歌 嬰ヘ長調 作品60

(C) Ariga Terasawa

数々の名演を繰り広げてきた若き天才・牛田智大。
新たな段階へと至った珠玉の演奏で、名曲たちが華開く。

2020年度の「りゅーとぴあピアノ・リサイタルシリーズ」第1弾は、若くして第一級の演奏家たちと肩を並べる貴公子・牛田智大が登場。幼少のころから数々のコンクールで結果を残し、CDデビュー、ツアーなど、20歳とは思えないキャリアを積んできました。
そんな牛田は、2018年の「浜松国際コンクール」に挑戦して大きな話題を呼び、見事第2位入賞を果たしました。コンクールでの演奏は、これまでの音楽と違い、新しい自分を表現しようとする情熱と決意に満ちた素晴らしいものでした。
今も挑戦と進化を続け、新たに大人の輝きをまとった演奏を、ぜひこの機会に“りゅーとぴあ”でお聴きください。

(C) Ariga Terasawa

牛田智大　USHIDA Tomoharu

2018年第10回浜松国際ピアノコンクールにて第２位、併せてワルシャワ市長賞、聴衆賞受賞。2019年第29回出光音楽賞受賞。1999年いわき市生まれ。6歳まで上海で育つ。幼少時代より音楽に非凡な才能を見せ、2012年、日本人ピアニストとして最年少12歳で ユニバーサル・ミュージックよりCDデビュー。2015年「愛の喜び」、2016年「展覧会の絵」、2019年「ショパン：バラード第１番、24の前奏曲」はレコード芸術特選盤に選ばれている。ヴラダー指揮ウィーン室内管(2014)、プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管(2015/2018)、小林研一郎指揮ハンガリー国立フィル(2016)、カスプシク指揮ワルシャワ国立フィル(2018)日本公演のソリストを務めるほか、各地での演奏会で活躍。その音楽性を高く評価され、2019年５月プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管モスクワ公演、8月にワルシャワ、10月にはブリュッセルでのリサイタルに招かれている。

(C) Ariga Terasawa