『オフェリアと影の一座』
イベント内容について
白石加代子と個性豊かな「影の一座」が誘うファンタジックな舞台
ファンタジーの王様、ミヒャエル・エンデは「オフェリアと影の一座」という見事な絵本を書いています。
それを何とか舞台にそっくり乗せられないかと長年思ってきました。
生まれたばかりの子供に、輝くような未来を生きてほしいと、両親は世界一有名な芝居のヒロイン、オフェリアという名前をつけました。でも、役者の才能はまるでなし。
小さな町の小さな劇場の片隅で、セリフを忘れた俳優のためにセリフを小さな声で囁くプロンプターという仕事についたオフェリアさん、あっというに間に年月が経ち、気が付くとおばあさんに。
時代遅れの劇場も閉鎖され、お払い箱。
そこに行き先のない影たちが集まって来て、影の一座をつくります。
お芝居は夢の世界です。夢の世界では何にでもなれます。
劇中劇「オンディーヌ」では、白石加代子がオフェリアおばあさんから、
15歳の恋する妖精「オンディーヌ」に大変身。命がけの恋をします。
恋敵ベルタには旺なつき、騎士ハンスには舘形比呂一、いかなることに相成りますやら。
もう一本の劇中劇は「トゥーランドット」。
恋する王子には彩吹真央、トゥーランドット姫には彩乃かなみ、奴隷女リューには真瀬はるか、そこに旺なつきが加わり、見せ場たっぷりのミュージカル仕立てでお見せいたします。
まさに夢の時間の始まりです。
最後は死という名前の巨大な影の登場です。
影の一座は天国の門を通って光の一座に、そこで神様たちに人間の物語を披露します。
人間って間違いばかりしている。人生って辛くて悲しいことがいっぱい。
でもその中で人間は一所懸命に生きている。そんな人間を神さまに知ってもらいたい。
そしてそんな人間を許してもらいたい、愛してもらいたい。
人間は馬鹿で愚かだけれど、素晴らしい生き物だってことを皆さんに知ってもらいたいと思うのです。
そしてせめて夢の世界では命がけの恋をしてみたい、と。
原作 ミヒャエル・エンデ (岩波書店刊)
上演台本 笹部 博司(りゅーとぴあ演劇部門芸術監督)
演出 小野寺 修二
出演
白石加代子
旺なつき、彩吹真央、彩乃かなみ、真瀬はるか
舘形比呂一、フィリップ・エマール
大庭裕介、辻田暁、増井友紀子、藤田桃子
阿目虎南(大駱駝艦)、宮本正也(大駱駝艦)
スタッフ
音楽 野瀬珠美
美術 松岡 泉
照明 吉本有輝子
音響 池田野歩
衣裳 堂本教子
ヘアメイク 増田佳代
演出助手 石内詠子
舞台監督 矢島健
広報 高仲典子
通訳:浅川和良
制作デスク:小笠原京子、小川ちとせ
票券:有賀美幸
制作:高比良理恵
企画製作 りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
OPELIAS SCHATTENTHEATER by Michael Ende,illustration by Fredrich Hechelmann (『オフェリアと影の一座』岩波書店刊)
Dramatization rights arranged by AVA International GmbH,Herrsching
ツアー情報
【東京公演】
2016年
11月30日(水)19:00開演
12月1日(木)14:00開演
12月2日(金)14:00開演
12月3日(土)14:00開演/19:00開演
12月4日(日)13:00開演
会場 東京芸術劇場 プレイハウス(東京都豊島区西池袋1-8-1)
料金(全席指定・税込)
S席7,500円 A席6,500円 25歳以下(A席)3,500円 高校生割引1,000円
主催 公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
共催 東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
【兵庫公演】
2016年
12月6日(日)15:00開演
12月7日(水)13:00開演
料金(全席指定・税込)
A席5,500円 B席3,500円
主催
兵庫県、兵庫県立芸術文化センター
お問い合わせ
-