『乳房』
イベント内容について
演劇以上の演劇!「ふたりものがたり」
台本にはうるさい方だ。合津直枝の初めての舞台台本「乳房」を読んで泣いた。俳優の心に起こったこと、それが演劇だ。俳優の心に何もなければ、どんなに飾り立ててもその舞台は空虚だ。合津の本にはその心に起こるべきことが、驚くほど率直に、迷いなく示してある。合津は愚かなほど初心で、純な演劇への愛がある。もしかしたら、その心に泣いたのかもしれない。
「乳房」は、罪にまみれたジゴロが、元気いっぱいの天使に恋をされる物語である。天使はしがない中年男の罪を全部持って天国へと去っていく。内野聖陽には、その心の中に抱えた罪を役の人物を通して、全部告白し、懺悔してもらいたい。波瑠はまさに輝くような美しさで、観客のすべてを魅了し、癒してほしい。
プロデューサー 笹部博司(りゅーとぴあ演劇部門芸術監督)
愛という言葉を口にできなかったふたり
≪あらすじ≫
酒とギャンブルに明け暮れる不良中年の演出家の私は、明るく純真無垢な新人女優・里子と出会い結婚する。しかし、まもなく里子は不治の病床につく。私はその現実から逃れるように夜の街をさまよう。「飲みに行ってきて!」刻一刻と死が近づく時間の中で、里子はいつにも増して明るく振る舞う。やがて、二人の愛おしい日々が蘇り…。
原作=伊集院静
企画・台本・演出=合津直枝(テレビマンユニオン)
出演=内野聖陽 波瑠
美術:青木拓哉
照明:倉本泰史
音響:清水麻里子
衣裳:宮本茉莉
ヘアメイク:佐藤裕子(内野)、MIYACHI(波瑠)
演出助手:平井由紀
舞台監督:北条 孝、大友仁義
制作協力:テレビマンユニオン
広報:高仲典子
制作デスク:小笠原京子、小川ちとせ
制作=高比良理恵、有賀美幸
プロデューサー:笹部博司
製作:りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
【東京公演】
2016年5月7日(土)~15日(日)
5/7(土)17時~
5/8(日)14時~
5/9(月)19時~
5/10(火)19時~
5/11(水)14時~
5/12(木)14時~
5/13(金)19時~
5/14(土)14時~&19時~
5/15(日)14時~
俳優座劇場(東京都港区六本木4-9-2)
全席指定(税込)6,000円
主催:公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
【新潟公演】
2016年5月21日(土)19:00開演
22日(日)14:00開演
りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場
全席指定(税込)5,500円、U25シート2,500円
主催:公益財団法人新潟市芸術文化振興財団、NST
【兵庫公演】
2016年5月17日(火)14:00開演
兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
全席指定(税込)A席7,000円、B席4,000円
主催:兵庫県、兵庫県立芸術文化センター
【大阪公演】
2016年5月19日(木)14:00開演・19:00開演
近鉄アート館(大阪府阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階)
全席指定(税込)7,500円
主催:近鉄アート館
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