【公演中止】オルガン名曲集 ~スペインとJ.S.バッハの珠玉作品~
山本真希オルガンリサイタルシリーズ グレンツィング・オルガンの魅力 No.27【公演中止】オルガン名曲集 ~スペインとJ.S.バッハの珠玉作品~※3/15の延期公演でしたが、中止とさせていただきます。
- 開催日時
- :2020年5月30日(土)
15:00 ~ 17:00(開場 14:30) - 会場
- :コンサートホール
チケット料金・お申し込み
- チケット
- :全席自由 : 2,000円
- お得な情報
- :-
- サービス情報
- :託児所赤外線補聴システム車いす
- チケット取扱い
- :りゅーとぴあオンライン・チケット
- 主催
- :公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
- お問い合わせ
- :りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
025-224-5521(11:00~19:00/休館日除く) - 関連リンク
- :チケット払い戻し方法について
イベント内容について
山本真希がりゅーとぴあの専属オルガニストとして贈る最後のリサイタル。
シリーズが完結するその時を、一緒に見届けませんか。
出演
オルガン/山本真希(りゅーとぴあ専属オルガニスト)
曲目
J.ヒメネス:第6旋法によるバッターリャ
A.deカベソン:「騎士の歌」によるディフェレンシャス
P.ブルーナ:聖母の連祷によるティエント
J.S.バッハ:小フーガ ト短調 BWV578
幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
リサイタルによせて(山本真希)
リサイタル・シリーズを締めくくる第27回は、スペイン製のグレンツィング・オルガンの個性際立つスペインのオルガン作品とJ.S.バッハの名曲をお届けいたします。
専属オルガニストに就任して間もない頃に聴いた、スペイン人セア・ガラン氏によるオール・スペインプログラムのリサイタルで大きな衝撃を受けて以来、私はスペインのオルガン音楽にすっかり魅了されてしまいました。スペイン古来の伝統が取り入れられた新潟のグレンツィング・オルガンは日本では大変珍しいスタイルのオルガンで、スペインの作品はこの楽器の持ち味を存分に発揮できる音楽です。そのスペインの作品とオルガンのレパートリーには欠かせないJ.S.バッハの名曲をお楽しみいただきたいと思います。
ヨーロッパで古い歴史を持つオルガンは、教会とともにその伝統が育まれました。明治の文明開化とともに日本にオルガンが導入されて約100年、コンサートホールに大オルガンが設置されるようになって50年ほどと、日本のオルガンの歴史はヨーロッパと比べ遥かに浅いものですが、大オルガンが設置されたコンサートホールの数は世界屈指であり、ホールを拠点に様々な活動が展開されてきたことは、他の国には見られない日本のオルガン文化の大きな特徴となっています。近年、この日本独自のスタイルがヨーロッパでも注目されるようになり、教会という枠をこえてホールでもオルガンを用いた活動がさかんになっているそうです。
新潟のグレンツィング・オルガンは、表現力の豊かさ、個々の音色の美しさ、スケールの大きさ、どれをとっても日本のみならず世界に誇れる素晴らしいオルガンだと確信しています。持ち運び出来ない楽器ゆえにホールに足を運んでいただかなければならない。そのためにどのようにこの楽器の魅力をお伝えできるのか、様々な試行錯誤を重ね取り組んできましたが、素晴らしい楽器と向き合い、その魅力を伝えていくための活動に微力ながらも携われたこと、そこから与えられた多くの経験と学び、人とのつながりは私の人生の宝となりました。これまで様々な形で活動を支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。
この美しいグレンツィング・オルガンの響きが、
ここに集うすべての人々を喜びと感動で満たし、
末永く愛され続けていくことを心より願っています。
山本真希 maki yamamoto
神戸女学院大学音楽学部、同大学専攻科卒業後、渡独。ドイツ、フライブルク、シュトゥットガルト、フランス、ストラスブールで学ぶ。オルガンを井上圭子、Z.サットマリー、J.ラウクヴィック、C.マントゥーの各氏に師事。第1回ドイツ・ランドゥスベルク国際オルガンコンクール第3位。日本各地、ドイツ、ポーランド、オーストリア、チェコ、イタリアで演奏会を開いている。2006年4月、りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館専属オルガニストに就任。ソロCD「グレンツィング・オルガンの魅力No.1」、東京交響楽団との共演による「サン=サーンス/オルガン交響曲第3番」のライヴ録音CDをリリース。大阪、相愛大学音楽学部オルガン科非常勤講師。
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