白石加代子「百物語」アンコール公演 第四弾
白石加代子「百物語」アンコール公演 第四弾
- 開催日時
- :2022年12月10日(土)
14:00 ~(開場 13:30) - 会場
- :劇場
チケット料金・お申し込み
- チケット
- :全席指定 : 4,500円
U25 : 2,000円 - お得な情報
- :U25
- サービス情報
- :託児所赤外線補聴システム車いす
- チケット発売日
- :会員...2022年10月15日(土)
一般...2022年10月18日(火) - 会員制度
- :会員制度について
- チケット取扱い
- :りゅーとぴあ(オンライン・電話・窓口)
りゅーとぴあオンライン・チケット
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
025-224-5521(11:00-19:00/休館日除く)
◇オンライン&電話/発売初日11:00~
◇窓口/発売初日(会員先行・一般販売ともに)取扱いなし。残席がある場合には翌営業日11:00より取扱い開始 - 企画製作
- :株式会社メジャーリーグ
- 主催
- :公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
BSN新潟放送 - お問い合わせ
- :りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
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イベント内容について
構成・演出:鴨下信一
出演:白石加代子
演目
朱川湊人「栞の恋」
宮部みゆき「小袖の手」
岩波ホール発
白石加代子「百物語」 アンコール公演第四弾
白石加代子初日コメント
「今回のアンコール公演でもたくさんのかたにお会いでき、とても嬉しいです。宮部みゆき作「小袖の手」は江戸時代のお話、朱川湊人作「栞の恋」は昭和のお話で、時代背景は異なりますが、それぞれに登場する「小袖」と「栞」が時空を超えて不思議な世界をつくりだします。どちらも女性を中心に繰り広げられていく物語ですが、「おんな」が大変魅力的に描かれており、演じていてとても瑞々しい気持ちになりました。私は「女」が大好きなのです。演出の鴨下信一さんが、「口の中に広がる何とも言えない美味な味。笑いも涙も、苦味も洒落っ気も、いろんな味わいがすべて揃っている。「百物語」はグルメな作品」とおっしゃっていましたが、今回演じさせていただきます2作品も「怖い」だけではなく、たくさんの「なにか」が散りばめられおり、味わい深いものになっています。皆様おひとりおひとりそれぞれの「なにか」を感じていただけることと思いますので、私と同じように「怖いお話は苦手」というかたにも是非観ていただきたいです。」
プロデューサー 笹部博司コメント
今日はアンコール公演第四弾の初日、本番になるとさすがに白石加代子、ばっちりと決めてくる。今回は宮部みゆき「小袖の手」と朱川湊人「栞の恋」の二本立て、どちらも現存の作家である。終わった後、話をした。
「小袖の手」は母親が、娘に怪談を聞かせるという構造になっている。
この母親ちょっと意地悪で、娘を怖がらせて喜んでいるところがある。
その部分の白石がお茶目なのだ。
お客はそのお茶目な母親を楽しみながら、同時に母親の語る怪談に娘同様、怖くなる。
「小袖の手」は何度もやって来た演目だけれど、やる度に白石の手に入って来た感がある。
そう伝えると、とても嬉しそうだ。
白石は子どもがいない。しかし、子どものいる母親を演じるととてもいい母親を演じる。
二本目の「栞の恋」が終わった後、拍手が鳴りやまなかった。
「ほんとにこんなに拍手をいただけて嬉しいわ。題材もよかったのね。
特攻隊員の青年と、昭和40年の乙女の淡い恋物語。コロナの中ほんとにたくさんのお客さまに
見て頂けてわたしは幸せね」
僕は、「百物語」アンコール公演第四弾に向けて、「白石加代子『百物語』九十九話までの足
跡」というタイトルの本を準備していた。演出家鴨下信一のさまざまな言葉、出演者白石加代子の「百物語」への思い、また、「百物語」に登場した作家の方たちからいただいた温かい言葉の数々、それらをきちんと残しておきたいと思ったのだ。
やっと出来上がり、会場で販売することにします。(本体価格1500円)
本には、「時代小説」(筒井康隆原作)の舞台映像が付いてきます。
稽古の最中、白石が「時代小説」のDVDを突然持って来た。
家でたまたま見始めて、あまりにも面白くて、釘付けになったという。
「自分がこんなことをやったとは信じられない。みんなに見てほしい」と言うのだ。
稽古を中断してみんなで見た。大爆笑だった。
ぼくは笑いに笑ったけれど、同時に感動した。
これは白石加代子という役者の本質をうかがい知る、大切な資料であると思った。
そして演技の本質、究極でもある。
この映像は2004年7月、岩波ホールでの上演を収録したものです。
観賞用に撮ったものではなく、資料としてホームビデオで撮ったものであることをお断りしてお
きます。映像、音声が十分に配慮されたものではありません。
ですから、商品ではなく、付録としました。
ただこの白石を見てもらいたかった、馬鹿なことを喜々とやっている自分が楽しくて
しようがない、そこに女優白石の本質があると思ったのです。
アンコール公演第四弾と一緒にお楽しみいただけると幸いです。
白石加代子「百物語」アンコール公演第四弾 公演ホームページ
「百物語」アンコール公演第四弾舞台写真 ©宮川安利
チケット取扱い
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