会員優待価格公演

N-PACmate友の会フレンズおよびインターネット会員の皆様は通常価格よりお得な会員優待価格でチケットをお求めいただけます。
会員制度についてはこちら

甘美な旋律。新潟出身ヴァイオリニストの奥村愛、鍵冨弦太郎が出演！
国内屈指の名手たちが繰り広げる優美なアンサンブル

プログラム

テレマン：４つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 TWV40:202
モンティ／山田武彦：チャールダーシュ
モーツァルト：歌劇「魔笛」K.620より
山田武彦：りゅーとぴあの4つの弓～F.クライスラーを讃えて
山田武彦：シュテファン・グラッペリへのトリビュート〜ジャズヴァイオリン・アンサンブル
ヴィヴァルディ：４つのヴァイオリンのための協奏曲 ロ短調Op.3 No.10 RV.58　他

出演

奥村愛（ヴァイオリン）　Okumura Ai 
鍵冨弦太郎（ヴァイオリン）　Kagitomi Gentaro
西江辰郎（ヴァイオリン）　Nishie Tatsuo 
ビルマン聡平（ヴァイオリン）　Birman Sohei 
山中惇史（ピアノ）　Yamanaka Atsushi 

ありそうで珍しい「ヴァイオリン四重奏」

2020年春、新型コロナウイルス感染症拡大防止で中止になった「奥村愛ヴァイオリン四重奏」。
約3年振りにメンバーの一部を新たにして再度ご案内いたします。
楽器の中でも最も名前が知られているといっても過言でない「ヴァイオリン」ですが、ヴァイオリン4本による「ヴァイオリン四重奏」はクラシック音楽界でもそれほどメジャーな編成ではありません。
数少ないオリジナル作品から、この演奏会のために用意された作品まで、どうぞお楽しみください。

出演メンバーは新潟出身のヴァイオリニスト・奥村愛を中心に、同じく新潟出身の鍵冨弦太郎、新日本フィルハーモニー交響楽団からコンサートマスター西江辰郎、セカンド首席のビルマン聡平の名手4名が甘く美しい音色のアンサンブルをお届けします。
4名を支えるピアノには、176（アン・セット・シス）の山中惇史が登場。
ここでしか聴けない豪華メンバーによるステージをお聴き逃しなく！

プロフィール

奥村愛（ヴァイオリン）　Okumura Ai

(C)Wataru Nishida

7歳までアムステルダムに在住。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースで学ぶ。辰巳明子氏に師事。第48回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位、第68回日本音楽コンクール第2位など受賞多数。02年、デビューCD『愛のあいさつ』発表。一躍楽壇の注目を集める。「ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン」をはじめ、国内の音楽祭に多数参加。リサイタル活動の傍ら「キッズのためのはじめての音楽会」をプロデュースし、全国各地で上演を続けている。クラシックのみならず、ジャズ、タンゴ、アイリッシュトラッドなど様々なユニットに参加。また国内の気鋭の弦楽器奏者たちで構成された「奥村愛ストリングス」としても活発に活動。桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。

鍵冨弦太郎（ヴァイオリン）　Kagitomi Gentaro

1986年新潟市出身。12歳で「りゅーとぴあ開館記念ガラコンサート」にソリストとして出演し、東京交響楽団と共演。第55回全日本学生音楽コンクール東京大会中学の部第１位。2002年第1回日本チャイコフスキーコンクール青少年の部第1位。03年第72回日本音楽コンクール第1位、レウカディア賞、鷺見賞、黒柳賞受賞。これまでに秋山和慶指揮・東京交響楽団、小澤征爾指揮・桐朋OBオーケストラ、高関健指揮・新日本フィルハーモニー交響楽団他と共演。サンクトペテルブルグ音楽祭（ロシア）に招聘され、また 国際交流基金よりカナダ5都市に派遣されるなど、国際的にも活躍中。現在、室内楽に重点を置きながら、テルミンや和楽器 など、様々な楽器との共演にも意欲的に取り組んでいる。

西江辰郎（ヴァイオリン）　Nishie Tatsuo

(C)kazuhiro Suzuki

桐朋学園ソリスト・ディプロマコース修了。辰巳明子、故ティボール・ヴァルガ、室内楽を安永徹、市野あゆみ各氏に師事。24歳で仙台フィルのコンサートマスターに就任。2005年より新日本フィルのコンサートマスター。ソリストとしても新日本フィル、アンサンブル金沢、チェコ室内管弦楽団など国内外のオーケストラと共演。2009年アールガウ響のソリストに抜擢されチューリッヒのトーンハレで演奏。2010年マレーシア・フィルにゲスト・コンサートマスターとして招かれる。室内楽にも積極的に取り組み、ミッシャ・マイスキー、やG.アンダローロ、Jazzの上原ひろみ等と共演。松尾助成、せんだい芸術祭大賞、緑の風音楽賞など受賞。

ビルマン聡平（ヴァイオリン）　Birman Sohei

3歳よりヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校卒業。同大学を経て、ローザンヌ高等音楽院卒業。同大学院修士課程修了。ローザンヌ（スイス）において Sinfonietta de Lausanne のアカデミー課程修了。8歳で京都音楽コンクール金賞奨励賞。全日本学生音楽コンクール（中学の部）第3位入賞。日本演奏家コンクール優勝。ＹＢＰ国際コンクール優勝。大阪国際コンクール第3位入賞。これまでに山本彰、工藤千博、澤和樹、清水高師、ピエール・アモイアル各氏に師事。 現在、新日本フィルハーモニー交響楽団2ndヴァイオリン首席奏者。

山中惇史（ピアノ）Yamanaka Atsushi

(C)Takafumi Ueno

東京藝術大学音楽学部作曲科を経て同大学音楽研究科修士課程作曲専攻修了。後に同大学器楽専攻ピアノ科卒業。第26回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第1位受賞。器楽、室内楽、合唱など多数がヤマハミュージックメディア、カワイ出版などから出版されている。
またピアニストとしては2018年にリサイタル・デビュー。ピアニスト、作曲家、アレンジャーとして参加した各CDはレコード芸術誌にて特選盤、 準特選盤に選出されている。東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団など多数のオーケストラとの共演、作品が演奏されている。