春の能楽鑑賞会(観世流)(2023年6月)

春の能楽鑑賞会(観世流)(2023年6月)チラシPDF
古典終了財団主催

春の能楽鑑賞会(観世流)(2023年6月)

開催日時
2023年6月25日(日)
13:30 ~ 16:00(開場 13:00)

※終演時間は予定
会場
能楽堂

チケット料金・お申し込み

チケット
S席 : 6,000円
A席 : 5,000円
B席 : 4,000円
U25(B席) : 2,000円
※公演時25歳以下の方対象(未就学児を除く)
 ご入場時に年齢がわかるものをご提示ください
お得な情報
U25
サービス情報
託児所赤外線補聴システム車いす
チケット発売日
会員...2023年3月23日(木)
一般...2023年3月29日(水)
会員制度
会員制度について
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◇窓口/発売初日(会員先行・一般販売ともに)取扱いなし。残席がある場合には翌営業日11:00より取扱い開始
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主催
公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業)│独立行政法人日本芸術文化振興会
お問い合わせ
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イベント内容について

この公演は「春から能楽♪」キャンペーンの対象公演です。

詳しくはこちら

平家打倒の挙兵から壇ノ浦の入水まで、平家物語をテーマにした公演。

解説には“リンボウ先生”こと林望(はやし のぞむ)さんが登場!お話と共に能楽にまつわる平家物語をたっぷり味わい尽くします。

特別映像にて公開中!

能「碇潜」あらすじ

番組

お話 能で味わう平家物語 作家 林望

【平家滅亡への序章】 仕舞「頼政(よりまさ)」 遠藤喜久

【木曽義仲の愛した女武者】 仕舞「巴(ともえ)」 新井麻衣子

【一ノ谷の戦いの悲劇】 仕舞「敦盛(あつもり) キリ」 観世喜正

【屋島の戦いの花】 狂言重習秘曲語り「奈須与市語(なすのよいちがたり)」 髙澤祐介

   (休憩15分)

能「碇潜(いかりかづき) 船出之習」  遠藤和久

あらすじ

狂言重習秘曲語り「奈須与市語」

屋島の合戦に、平家方の舟に上がった扇を射落とすために召しいだされたのは、若き弓の名人、奈須与市でした。決死の覚悟で扇を射落とそうとする与市の他、源義経、後藤兵衛(ごとうびょうえさねもと)実基の三人を、仕方話により演じ分けながら、絢爛たる合戦絵巻を語りによって描き出します。

能「碇潜 船出之習」

平家の菩提を弔うため壇ノ浦にやって来た旅の僧が、渡し船の船頭のために法華経を読誦し、代わりに壇ノ浦の戦いの様子を語るよう所望します。船頭は平教経(たいらののりつね)の奮戦を語り、自分もまた平家の武将の霊だと明かして消え失せます。その晩、浦に留まった僧の前に、平家の御座船に乗った安徳天皇、二位尼、平知盛(たいらのとももり)、大納言の局等が現れます。平家滅亡に臨み安徳天皇と女たちは入水し果て、知盛もまた自らの最期を僧に語って再び海中に沈みゆくのでした。

出演(出演順)

お話/林望(はやし・のぞむ)

春の能楽鑑賞会(観世流)(2023年6月)の画像

作家・国文学者。慶應義塾大学大学院博士課程満期退学。元東京藝術大学助教授。『イギリスはおいしい』で日本エッセイストクラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で国際交流奨励賞受賞。エッセイ・小説等著書多数。『すらすら読める風姿花伝』『能よ 古典よ!』『能の読みかた』『謹訳世阿弥能楽集』(上巻既刊)等能楽関係著作のほか、小金井薪能の創始に参画。新作能『仲麻呂』『黄金桜』創作。また、観世宗家清和師と共に『聖パウロの回心』創作。他に『改訂新修 謹訳源氏物語』(全十巻)『謹訳平家物語』(全四巻)。主に観世流能楽公演にて解説出演多数。

仕舞「頼政(よりまさ)」/遠藤喜久(えんどう・よしひさ)

春の能楽鑑賞会(観世流)(2023年6月)の画像

観世流能楽師。三世観世喜之および父、遠藤六郎に師事。幼少より子方として舞台に立ち、大学卒業後、観世喜之師に内弟子入門。2000年国立能楽堂にて「道成寺」披き。「乱」「石橋」「望月」「安宅」「砧」「翁」など重習曲を披歴。重要無形文化財総合認定保持者。
観世九皐会定例公演他出演多数。東京、埼玉、秋田にて喜久謡会を主催。練馬能楽謡曲仕舞之会講師。所沢ミューズ能楽ワークショップ講師。能の会「遠藤喜久の会」主催。
2015、2017、2020年りゅーとぴあ主催公演にて、「小袖曽我」「夜討曽我」「二人静」「船弁慶 重前後之替」「土蜘蛛」に出演。
本公演では、平家から反旗を翻した老将源三位頼政の仕舞と、壇ノ浦で安徳天皇と共に入水する二位尼(平清盛正室、知盛の母)の二役を演じる。

仕舞「巴(ともえ)」/新井麻衣子(あらい・まいこ)

春の能楽鑑賞会(観世流)(2023年6月)の画像

観世流能楽師。公益社団法人能楽協会会員。公益社団法人観世九皐会会員。お茶の水女子大及び東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻卒業。観世九皐会定例公演、観世流緑泉会ほかに出演。
2007年 観世流シテ方能楽師 師範認定。観世喜之、故足立禮子、津村禮次郎に師事。
2008年初シテ「経正」。「猩々乱」披歴ほか、定例公演のシテを勤める。女性能楽師の一人として研鑽中。
本公演では、女武者巴御前の長刀の舞を披露。

仕舞「敦盛(あつもり) キリ」/ 観世喜正(かんぜ・よしまさ)

春の能楽鑑賞会(観世流)(2023年6月)の画像

観世流能楽師三世観世喜之の長男。父に師事。2歳半で初舞台。重要無形文化財総合認定保持者。
NHK大河ドラマの能楽指導、Eテレ「にっぽんの芸能」能楽講師。公益社団法人観世九皐会 常務理事。公益社団法人能楽協会常務理事。法政大学大学院兼任講師。皇學館大學文学部非常勤講師。シンガポール演劇学校(ITI)能楽講師。
著書に「演目別にみる能装束Ⅰ・Ⅱ」(淡交社刊)DVD 蝋燭能-鬼づくしの二夜・雪の蝋燭能他。
観世九皐会ほか国内外の舞台に出演多数。
本公演では、一ノ谷活躍した平敦盛と能「碇潜」の地謡のリーダー地頭を勤め舞台を作る。

狂言重習秘曲語り「奈須与市語(なすのよいちがたり)」/髙澤祐介(たかざわ・ゆうすけ)

春の能楽鑑賞会(観世流)(2023年6月)の画像

昭和47年生。三宅右近に師事。昭和62年「痺」で初舞台。
平成10年「三番叟」、平成12年「釣狐」、平成14年「金岡」、平成28年「花子」を披く。
重要無形文化財総合指定保持者。日本能楽会及び、能楽協会会員。

能「碇潜(いかりかづき) 船出之習」遠藤和久(えんどう・かずひさ)

春の能楽鑑賞会(観世流)(2023年6月)の画像

シテ方観世流能楽師。三世観世喜之および父、遠藤六郎に師事。6歳で初舞台に立ち、大学卒業後、観世喜之師に内弟子入門。1998年国立能楽堂にて「道成寺」披き。「乱」「石橋」「安宅」「翁」など重習曲披歴。重要無形文化財総合認定保持者。観世九皐会定例公演他出演多数。
現在、新潟県長岡市在住。長岡市遠藤能楽研修舞台及び新潟県内、東京で指導。皐謡会を主催。
2015、2017、2020年りゅーとぴあ主催公演にて、「小袖曽我」「夜討曽我」「二人静」「船弁慶 重前後之替」に出演。
本公演では、能「碇潜」のシテ、平知盛を演じる。

 

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