発売日変更のお知らせ

チケット発売日（会員先行・一般）

変更前　4月2日（日）

変更後　4月1日（土）

以前より配布の印刷物にて表記しておりました発売日が諸事情により1日繰り上げとなりました。お詫びして訂正いたします。

20分一本勝負の短編演劇大会！

今年もやって来ました「新潟劇王」!　前身の「えんとつ王決定戦」からのリニューアルを経て、2021年の第1回、2022年の第2回を盛況のうちに終え、2023年も元気に開催いたします！ 「新潟劇王」は、上演するだけではなく、お客様と審査員の投票により、一番面白い作品を決める短編芝居のフェスティバルです。優勝した団体はその年の「新潟劇王」となります！ 第3回となる今回は、昨年同様全15団体参加という規模を維持しつつ、決勝戦には“敗者復活”枠を新設！ あなたの1票によって次の王者が決まる、その瞬間をぜひ劇場で目撃してください！

スケジュール

【予選Aブロック】	5月6日（土）13:00開演 / 15:30終演（予定） ［講評・結果発表］終演後約60分
【予選Bブロック】	5月6日（土）18:00開演 / 20:30終演（予定） ［講評・結果発表］終演後約60分
【予選Cブロック】	5月7日（日）13:00開演 / 15:30終演（予定） ［講評・結果発表］終演後約60分
【決勝戦】	5月7日（日）18:00開演 / 20:05終演（予定） ［講評・結果発表など］終演後約75分 敗者復活あり！ “敗者復活”枠についての詳細は、当日会場にてお渡しするパンフレット内でご案内します。

※受付は開演の60分前、開場は30分前です。
※予選A・B・Cブロック、決勝戦ともに、受付時に投票券をお渡しします。その回に上演されるすべての作品をご覧いただいた方のみ投票いただけます。投票券は終演後の投票時間まで保管ください。
※各回とも途中休憩あり。また終演後、投票・講評・結果発表などの時間があります（予選は60分、決勝戦は75分予定）。

劇王とは

日本劇作家協会東海支部と長久手文化の家が、2002年よりプロデュースしてきた短編演劇コンテスト。観客と審査員の投票によって勝敗が決められる。2013年2月、開催10周年を記念して北海道から九州まで、全国各地の地区チャンピオンが集結し、天下統一大会が開催された。これをもって長久手での「劇王」は一旦休止となったが、「劇王」は日本各地に飛び火し、2017年には海外からの参加者も含むアジア大会として復活。2020年には原点回帰しつつ新たな試みも取り入れた12回目が開催。2022年、13回目の開催は惜しくも中止となったが、今後も隔年での開催が予定されている。

＜予選Aブロック＞5月6日（土）13:00開演

劇団ソノイロ［新潟］

「ハッピーレイン・ショートケーキ」

作・演出＝櫻井健太
出演＝瀬野亜依／兼久優也／佐藤玲菜

家族3人の幸せな家庭。父は娘エマのために毎年、ショートケーキを仕事終わりに買ってくる。誕生日にみんなでケーキを食べるのが、エマの一番の幸せ。また1年、雨の中でエマは大人になっていく。

PROFILE｜演劇好きが大学を飛び出し、誕生した劇団ソノイロ。団員1人1人が「ソノイロ」を引き出し合う劇団を目指します！

 

劇、始めました！［新潟］

「SとAとG」

作＝ひなたろー。
演出＝五郎八
出演＝岩﨑りんの／須田紀良璃／渡邊凪咲

アニメと演劇好きな3人がある日、憧れの漫画家から手紙を貰う。そこに書かれていたのは｢昭和の劇団を復活させてほしい｣全く売れずに消えた漫画のパロディ中心の当時のオタクたちの世界。レインボータワーの下で3人は……

PROFILE｜みんな〜！ はじめまして〜！ 「劇、始めました！」だよ〜！ 芝居好きの3人が集まって出来たこの団体！ 略して、ゲキハジ！ 新時代に、人間らしく、ハートフルで、昭和レトロな作風で挑みたいと思います！（歌のお姉さん風）

 

光陰と渡鳥［新潟］

「その宙をなんと呼ぶ。」

作・演出＝佐藤うらら
出演＝佐藤うらら

干支が一周すると年○になるじゃないですか？ この間調べたんですけど、あれってめでたかったり、そうでもなかったりするらしいですよ。これ書き始めたのが1月なんでそんな話してます。まあ、何にせよ飛躍を願った一年にしたいですよね。

PROFILE｜やってみたいことをやるために、企画を立ち上げてみました。「ちょうど良く実験をできる場所」にしていけたらいいなあと思っています。一緒に実験をしてくれる仲間も募集してます。

 

スノードロップ［新潟］

「恵子ちゃんのワクワクお部屋紹介」

作・演出＝佐藤七花
出演＝澤田岬希／多田瑠奈

恵子ちゃんは、テレビで見た芸能人のお部屋紹介コーナーに憧れてお部屋を紹介します。机とベッドと……最近芸能人のお部屋紹介コーナーって見ないよね。なんの変哲もないお部屋だけれど、知ってもらうことが大事！

PROFILE｜一度出てみたい憧れの大会でした。いつまでも演劇を続けたいけれど、いつまで続けられるかわからない年頃の私たちです。演劇をやることはいつも勇気がいりますが、やりたいことをできるように頑張ります！

 

劇団マチソワカンパニー［新潟］

「舌人（ぜつじん）28号」

作・演出＝吉田勉
出演＝木村桃香／水川達也／清田日雅

そのモニュメントは神戸市長田区にある。リモコンを持つ人の命令を聞くので、ロボットそのものは善でも悪でもない。あっ、鉄人28号は出てきませんよ、念のため。

PROFILE｜脚本や音楽など全てオリジナルで創作する劇団です。劇団名のマチソワは演劇用語のマチネ（昼公演）ソワレ（夜公演）から来たものです。

 

【予選Bブロック】5月6日（土）18:00開演

超暴口（ちょぼぐち）［新潟］

「アリとキリギリス」

作＝あじのすけ
演出＝あやか×りく
出演＝菅原彩花／長谷川凜空／山﨑翔

GWまでの間、演劇祭「役者王」出場に備えて準備を続ける長谷川。自称音楽家の山﨑。それと無口の女、アヤカは本番へ。アドリブの山﨑とお硬い長谷川に無口のアヤカの成立たない舞台。努力と才能、希望と成り行き。「芝居が出来ないと言うならヴァイオリンを弾けばいいんじゃない？」エチュードが始まる！！

PROFILE｜おちょぼ口の山﨑と申します。おちょぼ口ですが小さくすぼまるわけにはいきません！ 大胆な僕らで暴れます！ よろしくお願いします！！

 

ゼラチンズ［新潟］

「地球とシャツの色」

作・演出＝山日達朗
出演＝里村亮／山日達朗／高田一樹（舞衆一ノ太刀）

一人暮らしの住宅に突如現れたアパレルショップ。時を同じくして驚くべき報告を受ける男。それは世界中を巻き込む異変の一端に過ぎなかった。

PROFILE｜ゼラチンズは2012年に結成された、山日達朗、二宮匠、里村亮の3人からなるコント集団。現在新潟市を中心に活動中。少し不思議な世界観のコントが好評を博しています。

 

イチニノ［茨城］

「あんしん」

作・演出＝前島宏一郎
出演＝梅木彩羽／前島宏一郎

ある男女の邂逅の物語。時を超えて同じ時間を刻めたら、もう大丈夫。そう言えるまでの、大丈夫と言えるための、時間の物語。

PROFILE｜茨城発。全国行き。イチニノは、茨城から全国へ飛び出して、濃密な舞台空間を創るチームです。徹底して「ひとの心の機微、ひとのいる空間、ひとの熱い呼吸」を描きます。「1、2の」までは準備するので、「3！」はみなさんご一緒に。新潟ではえんとつ王決定戦に3度出場（2016・2017・2019）。新潟劇王にははじめてチャレンジします。

 

平泳ぎ本店／Hiraoyogi Co.［東京］

「コメの国の米吉の冒険をしるす劇」

作・演出＝松本一歩
出演＝平泳ぎ本店

主人公・米田米吉（コメダコメキチ）はやたらめっぽううまい米が生まれる国を統べる王だが、ギャンブルにハマってしまいうっかり王国を追い出されてしまう。自転車で旅に出ることになった米吉だったが、果たして彼の冒険の行方は。

PROFILE｜松本一歩が主宰する平泳ぎ本店／Hiraoyogi Co.は、2015年の団体設立より主に東京都内で演劇作品を発表してきました。昨年の第2回新潟劇王に参加し感激し、今年は忘れものを取りにふたたび新潟の地へと向かいます。

 

劇団ﾈﾓノ会［東京／神奈川］

「ビルに囲まれて」

作＝永田那由多
演出＝井上祥多
出演＝安藤児珠／井上祥多

閉じ込められています。苔がかゆいです。足は……砕けてる感じはしますけど、まあ雨垂れも石を穿ちますからね。でも寂しいですよ。鳥居も境内も廃れてて、吽形は数十年前から何も言わないし……

PROFILE｜多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科8期の同級生4人による劇団。シュールだがコメディを基調とする作品を素に、簡素な小道具と、役者自身のフィジカルを用いて、無限の色彩を魅せることをモットーに活動。

 

【予選Cブロック】5月7日（日）13:00開演

＜輝く高校生たちの挑戦を後押し！ 新潟県高等学校文化連盟演劇専門部 推薦＞
柏崎高校演劇部 ［新潟］

「ニュードン、君の暮らす町」

作・演出＝関まどか
出演＝髙野煌／関まどか

声優ってどうやったらなれるんだろう。そう思い僕はネットで調べてみました。すると、僕の地元柏崎を題材にした自主製作アニメの募集サイトを見つけました。未経験者OK、オーディションなし、アルバイト代なし。少し怪しいけれども応募してみました。いよいよ今日は、そのアフレコ本番の日です。「行ってきます。」

PROFILE｜こんにちは。柏崎高校演劇部です。新潟県高等学校創作演劇発表会にて最優秀賞をいただき、さらには新潟劇王に推薦までしていただきました。もう感謝の気持ちでいっぱいです！ 本番まで一生懸命練習頑張ります！ 応援よろしくお願いします！

 

劇団上越ガテンボーイズ［新潟］

「イエローカード」

作・演出＝マルまるやま
出演＝マルまるやま／榛凪悠太／菊川英二

一輪車にポツンと老人が乗っている。そこに一輪車を引いてチンピラがタバコをふかして待っている。するとそこに一輪車をふっ飛ばして若い農夫がやってきた。何やらタイムスリップする気らしい……？？

PROFILE｜結成から23年目を迎えた上越地域の老舗劇団です。常設小劇場MGPを拠点に、定期公演を行いつつ、各地の演劇祭にも積極的に参加しています。高田本町に新しい小劇場リブレリアも展開中です。

 

瀧澤綾音 ［新潟／東京］

「あるがままを愛するために」

作・演出・出演＝瀧澤綾音
協力＝野宮有姫

劇とは、あるがままとは、愛とは、なにかを考えています。大好きな新潟のりゅーとぴあ劇場で、劇王で、出会えたあなたと、一期一会のこの今を一緒に楽しめたらうれしいです。

PROFILE｜新潟出身。りゅーとぴあ演劇スタジオ・キッズコースAPRICOTに参加。文学座／美学校／映画美学校で演劇を学ぶ。調布市せんがわ劇場演劇コンクール俳優賞受賞。演劇／パフォーマンス／映像／写真／インスタレーション／ヨガなど多様で重なり合う作品の創作に参加している。

 

捨組［福島］

「あの場所、ふたり、あまやどり。」

作・演出＝紺野ステカセ
出演＝鳥居裕美（捨組）／佐藤隆太（シア・トリエ）／奈良夏妃（劇団120◯EN）

その日男は、女の前に「あるモノ」と共に現れた。雨の降らない小さな町の小さなお店。それは、そこで起きたちょっとだけ不思議な物語。いつもの雨。知らない店。ひらいたページ。そして、少しの出来事を。

PROFILE｜2005年結成。以来プロデュースユニットとして活動。シニカルかつアイロニカルな切り口で、ある一定のシチュエーションにおける群像劇を展開。目下己のスタイルを模索中。

 

塩会［新潟］

「花をいける」

作・演出＝小林葉月
出演＝塩会

花をいける。それだけで生活が豊かになる気がする。殺風景な部屋が華やいで、気分があがる。一輪挿しにはマーガレット。佃煮の空き瓶には摘んだ野花。わたしの日常が、ほんの少し変わる。

PROFILE｜演劇好きなしょっぱい女子らの飲み会グループ。全員下戸。特技はノンアルで酔うこと。酒の勢い、もとい、パフェの勢いで行動する。

 

審査員

平塚直隆

 

ひらつかなおたか｜1973年12月12日生まれ。愛知県出身。劇作家・演出家・俳優。2005年オイスターズ結成後、全ての作・演出を担当。ライトでドライな不条理系会話劇を得意にしている。『はだか道』で第4回仙台劇のまち戯曲賞大賞、『トラックメロウ』で第16回劇作家協会新人戯曲賞最優秀賞、『豆』で第12回AAF戯曲賞。演出家としても『日本語私辞典』で若手演出家コンクール2011最優秀賞を受賞。ほかに、CoRich舞台芸術祭り！2014俳優賞、平成24年度愛知県芸術文化選奨文化新人賞、劇王X～アジア大会～優勝、『ここはカナダじゃない』で第61回岸田國士戯曲賞最終候補などがある。
Twitter：@naotaka1212
https://oysters.official.jp

真柴あずき

ましばあずき｜脚本家・演出家・女優。1985年、演劇集団キャラメルボックスの結成に参加。1993年より脚本家としても活動を開始する。キャラメルボックスでの脚本・演出作品は『四月になれば彼女は』『アローン・アゲイン』『風を継ぐ者』他多数。近年の演劇作品は舞台『賭博黙示録カイジ』（脚本）、朗読劇『木洩れ日に泳ぐ魚』(脚本・演出）等。映像の主な作品は、映画『月とキャベツ』、ドラマ『七瀬ふたたび』『てるてるあした』など。現在、プロダクション人力舎の養成所スクールJCAや声優養成所にて演技指導も手がけている。
Twitter：@azukimashiba
https://napposunited.com

中村ノブアキ

なかむらのぶあき｜千葉県出身。JACROW代表・脚本家・演出家。横浜国立大学在学中に演劇活動開始。卒業後、サラリーマンとして働きながら演劇活動を続ける二足の草鞋を履く演劇人。社会的なモチーフで人間を描く会話劇を得意とする。2018年から毎年、新潟演劇人と交流中。その流れで2019年のえんとつ王（新潟劇王の前身）にて新潟演劇人との期間限定ユニットSACROWの作演出で出場、優勝する。サンモールスタジオ年間最優秀団体賞／鶴屋南北戯曲賞ノミネート／若手演出家コンクール優秀賞／テアトロ新人戯曲賞／劇作家協会新人戯曲賞最終候補／紀伊國屋演劇賞個人賞。
Twirtter：@nobujacrow
https://www.jacrow.com

永宝千晶

ながとみちあき｜俳優。新潟県柏崎市出身。新潟大学在学中の2006年、栗田芳宏演出「リア王」にて初舞台を踏む。以降新潟でシェイクスピア作品に多数出演。28歳で上京したのち文学座の座員となり、2022年に退団するまで「怪談牡丹燈籠」「ガラスの動物園」「スリー・ウィンターズ」などに出演。また吹き替えやアニメ、ナレーションなど声優としても活動しており、2015年に公開された「スター・ウォーズ／フォースの覚醒」では主人公レイ役をオーディションで射止め、シリーズ3作で同役の声優を務める。現在、絶賛子育てをしながら活動中。所属は「フクダ＆Co.」。
Twitter：@chiakinoko99
http://fukuda-and.co

司会

司山園美（創作表現集団D-Soul 代表）

新潟劇王関連企画
「平塚直隆演劇ワークショップ ～未来の劇王挑戦に向けての演劇体験講座～」

日程：2023年5月4日（木・祝）14:00〜18:00／5日（金・祝）10：00〜18：00
会場：りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・ギャラリー
対象：2日間とも参加できる方。高校生以上（演劇経験は問いません）
参加費：高校生 1,000円／一般 3,000円（2日間通し）
定員：15名（先着順）
申込開始：4月7日（金）
申込：専用サイトから
主催：公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
お問い合わせ：りゅーとぴあ事業企画部 TEL＝025-224-7000（平日10:00～18:00／休館日除く）