もしも、クリスマスイブの夜に、サンタクロースがいなかったら？
北欧でサンタを探すトナカイたちと、ケーキを探す冷蔵庫の調味料たち。
無事に、サンタとケーキは見つかるのでしょうか？

北阪昌人（脚本）コメント

今年のクリスマスコンサートは、小学4年生から高校生までが在籍するAPRICOTのメンバーがトナカイや調味料に扮して、舞台を縦横無尽に駆け巡ります！
そして、『ひとりオーケストラ』と言われるオルガンが、さまざまな音色を奏で、物語を導きます。

オルガン演奏は、新潟が誇る世界的なオルガニスト・石丸由佳。パリのノートルダム大聖堂、ドイツの聖ヴェンツェル教会、イタリアのサン・ヴィターレ聖堂など世界の聴衆を魅了した音色に触れる絶好の機会。

場内に響き渡るパイプオルガンの振動は心を別世界に放ち、唯一無二の感動を生むことでしょう！
たった一度しかない2023年のクリスマスを、思い出に残る聖夜に変えてみませんか？

プログラム

J.S.バッハ：高き天よりわれは来たれり BWV738
山本芳子：聖夜
J.P.スウェーリンク：涙のパヴァーヌ
後藤丹：「懐かしい風景」より《小川のほとり》
C.M.ヴィドール：オルガン交響曲第5番より「トッカータ」　ほか

プロフィール

石丸由佳（オルガン）

新潟市出身。世界的権威のあるシャルトル国際オルガンコンクールで優勝、併せてJ.アラン賞受賞。パリのノートルダム大聖堂等ヨーロッパ10か国以上の各地、また日本全国でリサイタルを行っている。東京藝術大学卒業、同大学院修了。国内外の主要オーケストラとの共演やテレビやラジオへの出演も多く、これまでにない企画演出やプログラミングは各所で高い評価を受けており、オルガンの普及、教育プログラムにも尽力している。2020年より新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ専属オルガニスト。武蔵野音楽大学非常勤講師。ココペリオルガンスタジオ／教室主宰。公式HP: http://yukaishimaru.pecori.jp

演劇スタジオ キッズ・コースAPRICOT（アプリコット）

2022夏季「APRICOT版 風の又三郎」

りゅーとぴあが主催する子どものための劇団として2001年に発足。演劇に関わる人材を育て、新潟から優れた舞台芸術を生み出していくことを活動目的として掲げている。現在、小学4年生から高校3年生までの約60名が在籍。年間を通してダンス・ボーカル・パフォーマンスの稽古を重ね、年2回の公演を創り上げている。

北阪昌人（脚本）

作家・脚本家。学習院大学ドイツ文学科卒。日本放送作家協会会員・日本脚本家連盟会員。『水の行方』（NHKFM）で、平成9年度創作ラジオドラマ大賞にて大賞受賞。『プラットホーム』（東北放送）で第44回ギャラクシー賞選奨、第62回文化庁芸術祭優秀賞受賞ほか多数受賞。『FMシアター』『青春アドベンチャー』他、書いたラジオドラマ脚本が1500本を越える、現代ラジオドラマ脚本の第一人者。17年続く『NISSANあ、安部礼司』（FM新潟）や、13年続く木村多江朗読の『SoundLibrary～世界にひとつだけの本』（FM新潟）の脚本担当。著書に『世界にひとつだけの本』（PHP研究所）、絵本『えいたとハラマキ』（小学館）、『ラジオドラマ脚本入門』（映人社）がある。

戸中井三太（演出）

劇作家・俳優・ナレーター。劇団カタコンベ主宰。国際音楽・ダンス・エンタテイメント専門学校非常勤講師。市内外の小中学校で、演劇ワークショップ講師および学校ミュージカルの演出を多数務める。りゅーとぴあでは、開館20周年記念ミュージカル「シャンポーの森で眠る」の演出を担当。APRICOTでは2001年より全ての作品に演出等として携わる。