転入生のぼくは、この教室で今までだれも見なかったものを、見ました。

原作／岡田 淳　著「びりっかすの神さま」(偕成社刊)
脚本・演出／戸中井 三太
音楽／野瀬 珠美
振付／内堀 照子
衣裳／後藤 信子
歌唱指導／西潟 明美

CAST

五十嵐 爽、池 梅葉、池 柚葉、石井 稟子、磯貝 幸花、伊藤 杏、伊藤 聖、井上 雄貴、薄田 はじめ、内山 千愛、岡崎 美優、籠島 絆人、加瀬 さや子、金川 智希、亀貝 ちとせ、亀田 瑛心、久保田 真央、熊木 結理、玄應 舞、小池 遥斗、齊藤 鈴望、坂井 希光、堺 良多、佐藤 友理、佐藤 和花菜、椎名 昊、眞保 明梨、曽我 悠可、曽根 和香、高橋 花奈、高橋 紬、田澤 美央、玉井 都琶、寺岡 茉優、永井 はる香、中山 心楠、中山 瑠樹、西渕 日和、長谷川 遼、羽鳥 華子、早川 杏、樋宫 種羽菜、深見 実生、福原 すみれ、古田 心珠、本間 七海、皆川 今日果、安野 桃李、山﨑 実優、四柳 捺希、若月 桜、和田 大河

あらすじ

　成績順で席が決まるクラスに転校してきた始(はじめ)。教室で目に飛び込んできたのは《よれよれのスーツを着て、背中に羽が生えた、半透明のおじさん》?! そのおじさんは『びりの人にだけ見える神さま』だった。神さまに会うために、勉強でも運動でも、給食でさえ、みんなそろって「びり」になろうとするクラスメイト達は、だんだんと競争や勝ち負けについて考え始めて・・・。
　一番になるよりも、もっともっと大切なことを描いた物語。

　岡田 淳 著『びりっかすの神さま』（偕成社刊）

脚本・演出／戸中井三太 より

　「学校を舞台に、子供たちが子供たちの役で登場する」というパターンはAPRICOTでは意外にも珍しいことです。しかも、「その教室には、びりになった者にだけ見える謎の存在が・・・」というファンタジー！
子供たちの心の動きを、繊細に、でもユーモラスに描きながら、いつのまにか見ている大人も自分の人生を振り返ってしまうような不思議な世界を、ぜひお楽しみください。

APRICOTについて

りゅーとぴあの子どもの劇団APRICOTは、演劇に関わる人材を育て、新潟から優れた舞台芸術を生み出していこうと2001年から正式にスタートしました。子どもたちの持つエネルギーとやわらかな感性が、演劇という創造活動を通じて存分に発揮される場です。

ご来場のお客様へ

本公演は小さなお子さまにも楽しんでいただきたいという思いから、4歳以上入場可の公演としております。小さなお子さま連れのお客様は、周りのお客様にご配慮くださいますようお願い申し上げます。また、一般のお客様もどうか寛大な気持ちで、皆様が一緒に舞台を楽しめるようご理解をお願いいたします。