手話で楽しむ 能狂言鑑賞会 ~聞こえる人も、聞こえない人も~

手話で楽しむ 能狂言鑑賞会 ~聞こえる人も、聞こえない人も~チラシPDF
古典終了財団主催

手話で楽しむ 能狂言鑑賞会 ~聞こえる人も、聞こえない人も~

開催日時
2024年12月8日(日)
13:00 ~(開場 12:30)
会場
能楽堂

チケット料金・お申し込み

チケット
全席指定 : 4,000円
U25 : 2,000円
【友の会フレンズ限定価格】全席指定 : 3,500円
※N-PACmate友の会フレンズ会員限定価格について:インターネット会員(会費無料)の方はお求めいただけません。
お得な情報
N-PAC mate 会員優待
U25
サービス情報
託児所赤外線補聴システム車いす
チケット発売日
会員...2024年9月6日(金)
一般...2024年9月14日(土)
会員制度
会員制度について
チケット取扱い
りゅーとぴあ(オンライン・電話・窓口)
りゅーとぴあオンライン・チケット
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
025-224-5521(11:00-19:00/休館日除く)
◇オンライン&電話/発売初日11:00~
◇窓口/発売初日(会員先行・一般販売ともに)取扱いなし。残席がある場合には翌営業日11:00より取扱い開始
主催
公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
お問い合わせ
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
025-224-5521(11:00~19:00/休館日除く)

イベント内容について

聞こえる人も、聞こえない人も、たのしもう。

聞こえる人も聞こえない人も一緒になって能狂言を楽しんでいただける「手話で楽しむ 能狂言鑑賞会」を開催します。
長く国内外で高い評価を受けている日本ろう者劇団による手話狂言と、同劇団の協力によって能楽界では他に例のない、能楽師自身の手話による能の上演に取り組む喜多流の手話能を上演します。
演目は、手話狂言の代表的レパートリーから「鶏聟(にわとりむこ)」と喜多流の手話能「土蜘蛛(つちぐも)」。
日本を代表する伝統演劇が、手話という“見る言葉”の力を借りて、どのような新しい姿を見せるのか、どうぞご期待ください。

[演目]
解説(手話通訳付き)  大島輝久、三宅近成
手話狂言「鶏聟(にわとりむこ)」  日本ろう者劇団(声の出演:三宅狂言会)
手話能「土蜘蛛(つちぐも)」(喜多流)  大島輝久 ほか

 

★字幕タブレット貸出サービス(1台500円/台数限定)

日本語・英語の2言語の解説をご覧いただける字幕タブレットを、1台500円で貸出します。
お申込みは当日、会場ロビーの「字幕タブレット受付」にて承ります。

ごあいさつ

手話で楽しむ 能狂言鑑賞会 ~聞こえる人も、聞こえない人も~の画像

社会福祉法人トット基金 日本ろう者劇団 
理事長 黒柳徹子

手話で楽しむ能狂言鑑賞会の新潟ご開催おめでとうございます。
私がニューヨークに勉強に行ったとき、アメリカのろう者の手話によるブロードウェイの芝居を見て、絶対、日本のろう者の人達の芝居を作りたいと思いました。日本に帰って来て、芝居をやりたいという日本のろう者の人達と出会い、「窓ぎわのトットちゃん」の印税で「トット基金」を作りました。
イタリアのパレルモで日本のろう者の芝居を見たいと言われ、狂言が日本の伝統のもので、みんなに笑ってもらえるし、短い出し物が多いので、丁度いいと思い、狂言師の三宅右近さんに指導をお願いしました。今から40年前のことです。ぜひ、沢山の皆様にご覧いただきたいと思います。

 

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手話狂言「鶏聟(にわとりむこ)」

花聟(はなむこ)が聟入りの作法として、舅(しゅうと)の家では鶏(にわとり)の真似をするように嘘を教えられます。正直者の聟が、舅を訪れ鶏の真似をすると…。
狂言師の声に合わせて、日本ろう者劇団のメンバーが生き生きとした対話としぐさを息の合った手話で演じる狂言です。

シテ(聟):長谷川翔平
アド(舅):砂田アトム
小アド(太郎冠者):鈴 まみ
小アド(教え手):江副悟史
声の出演:三宅狂言会

<演出・指導>三宅近成

手話狂言について

日本ろう者劇団は、社会福祉法人トット基金理事長の黒柳徹子さんが1982年に発足した、ろう者を主体とした劇団です。黒柳さんが発案し、三宅狂言会の指導を受けた日本ろう者劇団の俳優が出演する手話狂言は、「聞える人も聞えない人も共に楽しめる演劇」として国内外で公演しています。手話の豊かな表現力と古典芸能の強靭さを併せ持つ手話狂言は、「新しいジャンルの演劇を創った」として文化庁芸術祭賞を受賞しています。

 

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手話能「土蜘蛛(つちぐも)」

病に苦しむ源頼光(みなもとのらいこう)のもとに怪しげな僧が現れ、蜘蛛の糸を投げ頼光に襲い掛かります。頼光が太刀で斬りつけると、蜘蛛の化け物に変じた僧は消え失せます。駆けつけた家臣の独武者(ひとりむしゃ)が、武士を連れて血の跡をたどり、化け物の巣を突きとめます。巨大な土蜘蛛の精が現れ、糸を投げて独武者たちと激しく戦いますが、ついには退治されます。
出演の能楽師が手話を交えて演じるという前代未聞の能です。

前シテ(僧)・後シテ(土蜘蛛の精) 大島輝久
シテツレ(源頼光)  佐々木多門
シテツレ(胡蝶)   大島衣恵
シテツレ(太刀持)  塩津圭介
ワキ(独武者)    村瀬 提
ワキツレ(従者)   村瀬 彗
アイ(独武者の下人) 三宅近成
笛          小野寺竜一
小鼓         田邊恭資
大鼓         大倉栄太郎
太鼓         梶谷英樹
地謡         狩野了一 内田成信 友枝真也 佐藤 陽 谷友矩
後見         金子敬一郎 粟谷浩之

<演出・監修>三宅右近
<手話指導>江副悟史
<上演台本>大島輝久

 

スタッフのひとりごと

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