Choreographers 2024

Choreographers 2024
舞踊発売中財団主催

Choreographers 2024新潟公演 次代の振付家によるダンス作品上演&トーク

開催日時
2025年2月7日(金)
19:00 ~

2025年2月8日(土)
15:00 ~

※各日開演1時間前よりプレトークあり
会場
スタジオB

チケット料金・お申し込み

チケット
一般 : 3,000円
U25・障がい者 : 2,000円
高校生以下 : 1,000円
※当日500円増
※障がい者は介助者1名も同料金
※JCDN会員割引有
※プレトークは、要公演チケット提示
※「U25・障がい者」「高校生以下」チケットは、入場時に証明書をご提示ください。
※JCDN会員割引はPeatixのみ取扱。
お得な情報
U25
サービス情報
託児所
チケット発売日
会員...2024年11月7日(木)
一般...2024年11月9日(土)
会員制度
会員制度について
チケット取扱い
りゅーとぴあ(オンライン・電話・窓口)
りゅーとぴあオンライン・チケット
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
025-224-5521(11:00-19:00/休館日除く)
◇オンライン&電話/発売初日11:00~
◇窓口/発売初日(会員先行・一般販売ともに)取扱いなし。残席がある場合には翌営業日11:00より取扱い開始
Peatix(電子チケットのみ)
※JCDN会員割引はPeatixのみ取扱。
主催
公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
助成
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業 芸術家等人材育成 )|独立行政法人日本芸術文化振興会
お問い合わせ
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
025-224-5521(11:00~19:00/休館日除く)
アーツカウンシル新潟
TEL:025-378-4690 MAIL:artscouncil@niigata.email.ne.jp
NPO法人JCDN
TEL:075-361-4685 MAIL:info@jcdn.org

イベント内容について

コンテンポラリーダンスの‘振付家’に光をあてる、新シリーズ第九弾。

コンテンポラリーダンスの振付家の役割って案外知られていない。「振りを付ける」ことに留まらず、作家であり、演出家であり、思想家であり、冒険家であり・・・。ダンスは、時には社会を察知し、真実を探るメディアでもあるのだ! 「Choreographers」は、そんな振付家にまつわるあれこれを、上演&トークを通して掘り下げるシリーズです。 

新潟公演では、「KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD(KCA)2022」の受賞振付家・大森瑶子による新作、元Noismメンバーの池ヶ谷奏が新潟のダンサーと創作する新作、そしてりゅーとぴあでも幾度か上演を行った事がある砂連尾理+寺田みさこが2003年に発表した名作のリバイバル版、計3作品を紹介します。また、上演前には、朝日新聞者編集委員の記者と若手舞踊評論家によるプレトークをお届けします。

気鋭の振付家による、全く世界観の異なる作品を劇場で楽しむ絶好の機会です。コンテンポラリーダンスに関心がある方はもちろん、初めて触れる方も、ぜひトークとあわせてご覧ください。

[振付家・作品紹介]

<「KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD(KCA)2022」受賞振付家作品

大森瑶子(東京)「Tuonelan」

振付・構成・演出・音楽(一部):大森瑶子
出演:大内涼歌、大森瑶子、尾上実梨、水谷マヤ、八木橋華月
レジデンス創作:穂の国とよはし芸術劇場プラット

Choreographers 2024の画像
photo: 一楽

 

死の国Tuonelanと現世との境を流れる黒い川。
悲哀に満ちたその場所で踊り続ける者たちがいた。

-大森は、幼少から様々な踊りを経験し、日本女子体育大学在学中から創作を始めている。KCA2022で京都賞・オーディエンス賞をW受賞した作品『Help』は「横浜ダンスコレクション2021(DECコンペティションI)」で、ベストダンサー賞を受賞。その後、フランスの「Danse Élargie 2022」に出品し第二位とテクニカル賞を受賞。更に「KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD2022」で大賞・オーディエンス章をW受賞し、ダンス界に新風を巻き起こした。
今回は新たな挑戦をすべく、豊橋芸術劇場プラットでのレジデンス創作を経て、新潟で新作を発表する。

 

<地域の若手ダンサーと作る新作>

池ヶ谷奏(新潟)「湊に眠る者たち」

構成・演出・振付:池ヶ谷奏 
出演:堀川美樹、横山ひかり、池ヶ谷奏、他

Choreographers 2024の画像
photo:草本利枝

 

歴史ある場所 ここ しもまち
かわるもの かわらないもの そして

―元Noismメンバーの池ヶ谷奏が、新潟で活動するダンサー、ダンスを志す若者たちと共にchoreographers2024に向けて新作を創作する。KCA2022で京都賞・ベストダンサー賞を受賞した作品は、池ヶ谷奏と藤村港平のコラボレーション作品だが、今回は池ヶ谷が一人で振付作品を発表する。10月に自ら手掛ける新しいダンススタジオ「Studio 奏蔵舎(スタジオそうぞうしゃ)」のオープンを控え、新潟を拠点としたダンス活動を本格的に始動した池ヶ谷の活動に目が離せない!!

 

2000年代のコンテンポラリーダンスの名作をリバイバル

2023年、コンテンポラリーダンス新進振付家育成事業のメインプログラム「Enjoy Dance Festival」(京都)の上演作品として、2000年代以降の名作を現在の若手振付家・ダンサーに振り付けるリバイバル・リクリエーション上演を試みた。そのリバイバルver.を各地で再演!

砂連尾理寺田みさこ(東京・京都)「男時女時」*リバイバルver.

振付・演出:砂連尾理、寺田みさこ
出演:長野里音、関口晴、カナール ミラン 波志海 ※上演回によって出演者が異なります。
初演:2003年

Choreographers 2024の画像
photo : Toshie Kusamoto

 

オドキメドキ 良い時 悪い時
欲しいものが何なのか、口の前に手を運ぶ
おどきめどき 良い時、悪い時
彷徨うワタシの一体感、引き寄せては味わう

男時女時(おどきめどき)は世阿弥の『風姿花伝』に出てくる言葉で、「時間の流れには良い時と悪い時があり、それぞれ交互にやってきては移り変わりするものである」という意味があります。この作品を作ったちょうど20年前、今思うと、世阿弥が説くような芸能論はきちんと理解できていませんでしたし、また物事の理や人生の機微について味わう間もなく時が過ぎていました。けれど、この言葉の響きや意味に惹かれ、向田邦子の同名の著書である「男どき女どき」に出てくる言葉、テキストをスコアにして作ったのがこの作品でした。

あれから20年の歳月が流れ、生きていく中で様々な男時女時が我々の身やその周囲にも繰り返し巡ってきました。思うに、この年月を経てやっとこの言葉の意味を噛み締めて作品作りに向き合えるようなってきたのかもしれません。そして今回、若い世代と関わることで、今の時代でしか作れない新たな「男時女時」が生まれるのではないかと感じています。

―第1回トヨタコレオグラフィアワードを初めとする様々なダンス賞を受賞し、2000年代日本のダンスシーンを牽引したデュオ、砂連尾理+寺田みさこ(じゃれみさ)。本作のほか『明日はきっと晴れるでしょう』『ユラフ』など、独特の世界観と緻密に構成・振付された作品群は、多くの観客を圧倒した。残念ながら2007年に活動を停止し、その後はそれぞれの精力的なソロ活動を行っている。色あせることのない二人の振付作品を、オーディションで選出した20代の身体に振付し、リバイバルする。当時を知る人も知らない人も、見逃せない2日間!!

 

長野里音

Choreographers 2024の画像

兵庫県出身。幼少よりバレエを習う。大学在学中、ロマンティック・バレエの作品を研究するうちにコンテンポラリーダンスに魅了される。卒業後は文化庁・NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス留学@神戸」に8期生として参加し、ダンスによるアイデンティティーの形成と身体言語の可能性に興味を持つ。2023年度DANCE BOXアソシエイト・ダンサーとして活動。寺田みさこ、モノクロームサーカス、森下真樹、安本亜佐美、森脇康貴の作品に出演。

 

関口 晴

Choreographers 2024の画像

追手門学院高校・表現コミュニケーションコースでダンスに出会う。現在、四国学院大学身体表現と舞台芸術メジャーでダンスと演劇を学んでいる。2022年白神ももこ演出・振付『稜線とわたし』、2023年『Come and Goひびのこづえ×島路保武×小野龍一×OGIZIMA』に出演。自身の作品として、男木島でのリサーチから『ただよい眠りツつ』、ワカモノミニシアターin松山で『タートル』を発表している。

 

カナール ミラン 波志海

Choreographers 2024の画像

1996年東京生まれ。2014年、スイスのルードラ・ベジャールバレエに留学。ベジャールバレエ「ボレロ」に出演。2016年、フランス、カンヌ・ジュヌバレエに参加。2018年より新潟市芸術文化振興財団、Noism Company Niigataに入団。2022年秋より京都市西京区大原野の古民家にて「秘密劇場ミラネリ」として活動を開始。

【プレトーク】

「メディアとしてみる、コンテンポラリーダンス!?」
吉田純子(朝日新聞社 編集委員)×呉宮百合香(アートコーディネーター・舞踊評論)

 

【スタッフ】
舞台監督:浜村修司 照明:高田政義(㈱RYU) 音響:高田文尋(㈱ソルサウンドサービス)
宣伝美術:西岡勉  
新潟公演制作:アーツカウンシル新潟
プロデューサー:佐東範一
ディレクター:神前沙織
全体広報・運営協力:竹宮華美

チケット取扱い

りゅーとぴあ(オンライン・電話・窓口)
りゅーとぴあオンライン・チケット
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
025-224-5521(11:00-19:00/休館日除く)
◇オンライン&電話/発売初日11:00~
◇窓口/発売初日(会員先行・一般販売ともに)取扱いなし。残席がある場合には翌営業日11:00より取扱い開始
Peatix(電子チケットのみ)
※JCDN会員割引はPeatixのみ取扱。

お問い合わせ

りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
025-224-5521(11:00~19:00/休館日除く)
アーツカウンシル新潟
TEL:025-378-4690 MAIL:artscouncil@niigata.email.ne.jp
NPO法人JCDN
TEL:075-361-4685 MAIL:info@jcdn.org