いとうせいこうが語る能の魅力！

650年の古典の神髄を新訳で味わい尽くす書籍『能十番―新しい能の読み方―』刊行を記念し、作家・いとうせいこうさんに能についてお話をしていただきます。
様々な分野で活躍するいとうせいこうさんですが、古典芸能の造詣の深さでも有名です。能楽ファンの方はもちろん、能楽初心者の方、いとうせいこうファン、皆様ぜひご参加ください！聞き手は、人気ラジオパーソナリティの遠藤麻理さんです。

『能十番―新しい能の読み方―』

いとうせいこう／著　ジェイ・ルービン／著

能の厳選十曲について、詞章（能の歌詞）＋いとうせいこう現代語訳＋ジェイ・ルービン英訳＋解説＋あらすじで、文学として音楽として、深く読む喜びを味える一冊。柴田元幸氏（翻訳家）との鼎談や酒井雄二氏（ゴスペラーズ）との対談も収録。美しさと技術を駆使した装丁も注目です！
新潮社刊／12月16日発売／3,685円（税込）

サイン会開催（終演後）

会場で『能十番―新しい能の読み方―』を販売します。ご購入の方対象にサイン会を開催します。
※事前にご購入しご持参された『能十番―新しい能の読み方―』 にもサインいたします。

出演

いとうせいこう

作家、クリエイター。1961年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業後、出版社の編集を経て、音楽や舞台、テレビなどの分野でも活躍。1988年、小説『ノーライフキング』でデビュー。1999年、『ボタニカル・ライフ』で第15回講談社エッセイ賞受賞。他の著書に『ワールズ・エンド・ガーデン』『解体屋外伝』『ゴドーは待たれながら』（戯曲）、『文芸漫談』（奥泉光との共著、文庫化にあたり『小説の聖典（バイブル）』と改題）、『BACK 2 BACK』（佐々木中との共著）など。2013年3月に刊行した16年ぶりの小説『想像ラジオ』は第35回野間文芸新人賞を受賞するなど大きな反響を集めた。古典芸能に造詣が深く、『曾根崎心中』の現代語訳や文楽、狂言の創作も手掛けている。能については習って11年ほど。

聞き手：遠藤麻理（ラジオパーソナリティ）

ラジオパーソナリティ。新潟市出身。テレビ局でのアルバイト、コミュニティエフエム局などを経て、2000年の開局から2020年の閉局までFM PORTに携わり、17年間に渡って朝の情報番組「Morning Gate」を担当。現在、BSNラジオで「四畳半スタジオ」のパーソナリティとして活躍している。エッセイストとしても人気で、「新潟日報」や「月刊キャレル」での連載、著書に『自望自棄～わたしがこうなった88の理由～』『自業自毒～平成とわた史～』『ラジオを止めるな！』『な～る な～る な～る』がある。