入賞上位3名が一挙出演！コンクールの熱気と感動を新潟で！

プログラム

鈴木愛美／第1位（コンクール史上初日本人優勝） 聴衆賞、室内楽賞受賞　

シューマン：幻想小曲集 Op.12
　第1曲「夕べに」
　第2曲「飛翔」
　第3曲「なぜに」
　第4曲「気まぐれ」
　第5曲「夜に」
　第6曲「寓話」
　第7曲「夢のもつれ」
　第8曲 「歌の終わりに」

ヨナス・アウミラー／第2位　

ショパン：即興曲 第2番 嬰ヘ長調 Op.36　ほか

小林海都／第3位　

ショパン：ノクターン 第17番 ロ長調 Op.62-1
ショパン：バラード 第3番 変イ長調 Op.47
ドビュッシー：前奏曲集 より
　　「帆」
　　「妖精はよい踊り子」
　　「亜麻色の髪の乙女」
　　「ヴィーノの門」
　　「風変わりなラヴィーヌ将軍」

快挙！日本人ピアニストが初優勝！

「浜松国際ピアノコンクール」は、かの有名なショパン国際ピアノコンクールも参加する「国際音楽コンクール世界連盟」に加盟している国内最高峰のピアノコンクールです。世界各国から若きピアニストたちが静岡県浜松市に集結し、コンクール期間の約1か月間、熱い演奏を繰り広げます。過去の優勝者にはアレクサンダー・ガヴリリュク、チョ・ソンジン、アレクサンダー・ガジェヴ、ジャン・チャクムルなど現在大活躍中のピアニストが名を連ね、浜松優勝をきっかけに大きく飛躍しました。2024年11月に第12回大会が開催され、過去最多25カ国1地域から94名がエントリー。結果、 日本人ピアニストの鈴木愛美が第1位（同時に聴衆賞、室内楽賞受賞）に輝き、コンクール史上初の日本人優勝という快挙を成し遂げました。今回の演奏会では、第1位の鈴木愛美のほか、 第2位ヨナス・アウミラー、第3位小林海都も迎えて、上位3名によるガラコンサートを開催します。コンクールを盛り上げたトップ3名の演奏を一挙に聴ける機会はなかなかありません。話題のピアニスト3名の演奏を、どうぞお楽しみください。

鈴木愛美 Suzuki Manami　［日本/Japan］第1位

©井村重人

2002年大阪府生まれ。大阪府立夕陽丘高等学校音楽科を経て、東京音楽大学器楽専攻 （ピアノ演奏家コース） を首席で卒業。現在、東京音楽大学大学院修士課程に特別特待奨学生として在学中。2020年度より毎年「東京音楽大学ピアノ演奏会～ピアノ演奏家コース成績優秀者による〜」に出演。浜松国際ピアノアカデミー2023および2024、2024年第45回霧島国際音楽祭に参加。2023年第47回ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリおよび聴衆賞。第92回日本音楽コンクールピアノ部門第1位および岩谷賞（聴衆賞）。2024年第12回浜松国際ピアノコンクールで日本人初となる第1位および室内楽賞、聴衆賞を受賞。

ヨナス・アウミラー Jonas Aumiller　［ドイツ/Germany］第2位

©SIMC

2021年ブラームス国際コンクール（ドイツ）優勝、第12回浜松国際ピアノコンクール（日本）、2024年リナ・サラ・ガッロ・モンツァ国際ピアノコンクール（イタリア）、第8回仙台国際音楽コンクール（日本）で上位入賞。2023年、ヴェルビエ音楽祭（スイス）でタボール財団ピアノ賞を受賞。これまでに、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ管弦楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団などと協演。トレント音楽院（イタリア）で音楽学士号を首席で取得。2018年からは、世界的に著名なピアニストで教育学者のセルゲイ・ババヤンに師事、ジュリアード音楽院、クリーヴランド音楽院で修士課程を修了した。

小林海都 Kobayashi Kaito　［日本/Japan］第3位

©Tsutomu Yagishita

2021年9月にイギリスで行われたリーズ国際ピアノコンクールにて46年ぶりに日本人歴代最高位の第2位及びヤルタ・メニューイン賞（最優秀室内楽演奏賞）を受賞。更に2024年第12回浜松国際ピアノコンクールに於いて第3位受賞。これまでにドイツのエトリンゲン国際青少年ピアノコンクールのカテゴリーB（20歳以下の部）にて歴代最年少優勝及びハイドン賞、ポルトガルのサンタ・チェチーリア国際ピアノコンクールにて第3位、東京音楽コンクール第2位、松方ホール音楽賞などの受賞歴を持つ。これまでにピアノをマリア・ジョアン・ピリス、湯口美和、故ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、横山幸雄、田部京子、クラウディオ・マルティネス=メーナーの各氏に師事。