秋の能楽鑑賞会(観世流)2018年度
りゅーとぴあ開館20周年記念秋の能楽鑑賞会(観世流)2018年度
- 開催日時
- :2018年9月29日(土)
13:00 ~ 15:30(開場 12:30) - 会場
- :能楽堂
チケット料金・お申し込み
- チケット
- :S席 : 9,000円
A席 : 7,000円
B席 : 6,000円
U25(B席) : 3,000円
※25歳以下の方対象(未就学児を除く)。ご入場時に年齢がわかるものをご提示ください。 - お得な情報
- :U25
- サービス情報
- :託児所赤外線補聴システム車いす
- チケット発売日
- :会員...2018年7月5日(木)
一般...2018年7月6日(金) - 会員制度
- :会員制度について
- チケット取扱い
- :りゅーとぴあ(オンライン・電話・窓口)
りゅーとぴあオンライン・チケット
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
025-224-5521(11:00-19:00/休館日除く)
◇オンライン&電話/発売初日11:00~
◇窓口/発売初日(会員先行・一般販売ともに)取扱いなし。残席がある場合には翌営業日11:00より取扱い開始 - 主催
- :公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
- お問い合わせ
- :りゅーとぴあチケット専用ダイヤル
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イベント内容について
能の最高峰・老女物を、観世宗家により上演
りゅーとぴあ開館20周年を記念した特別公演です。能の最高峰・老女物の一つ「卒都婆小町」を、観世宗家・観世清和により上演します。さらに、歌舞伎の「連獅子」のもとになった華やかな「石橋」を、宗家の弟で新潟の能楽の普及に尽力してきた山階彌右衛門と、観世芳伸の双子の兄弟による獅子でお楽しみいただきます。
能「卒都婆小町 一度之次第」 観世清和
狂言「鬼瓦」 山本泰太郎
仕舞「柏崎 道行」 山階弥次
半能「石橋 大獅子」 山階彌右衛門 観世芳伸
あらすじ
能「卒都婆小町 一度之次第」(そとわこまち いちどのしだい)
鳥羽の辺りで旅僧(ワキ)の前に、一人の乞食(こつじき)の老女(シテ)が現れ卒都婆に腰をかけます。僧は「尊い卒都婆に腰を掛けてはいけない」と言い、教化しようとしますが、老女はかえって仏法の奥儀を語り反論します。老女の言葉に驚いた僧がその名を問うと、昔は美貌と才覚を誇った小野小町のなれの果てであると明かし、在りし昔を述懐し、今の境遇を嘆きます。
そのうち、かつて小町への想いを果たせずに死んだ深草少将の霊が取り憑き、小町は狂乱の様子となります。若き日の報いを今百歳になって受けているのだと、少将の深い恨みに小町は苦しみます。小町は、少将が小町のもとに九十九夜通った様を見せ、狂おしく舞います。やがて再び正気にかえった小町は、悟りの道に入ろうと願うのでした。
能「卒都婆小町」
狂言「鬼瓦」(おにがわら)
訴訟で長い在京の後、ようやく望みが叶い国元へ帰る大名が、日頃から信仰する因幡堂のお薬師様へ、太郎冠者を伴いお礼参りに出掛けます。大名が、御堂の細工の見事さに感心していると、破風の上の鬼瓦に目が留まります。そのいかめしい顔が、国元の妻に似ていることに気づいた大名は…。
半能「石橋 大獅子」(しゃっきょう おおじし)
天竺・唐の仏跡を巡礼する寂昭(じゃくしょう・ワキ)が、唐の清涼山へと着きます。目の前に架かる石橋を渡ろうとすると、一人の童子(前シテ)が現れ、人間が容易に渡れる橋ではないと諭し、ここで奇瑞を待つように告げ姿を消します。待つと程なく、文殊菩薩に仕える霊獣の獅子(後シテ)が石橋の上に現れ、咲き誇る牡丹の花に戯れて勇壮に舞い、千秋万歳を寿ぐのでした。
半能では、獅子が登場する後半を上演します。
観世清和(かんぜきよかず)
二十六世観世宗家。昭和34年二十五世観世左近元正の長男として生まれる。室町時代に能を大成した観阿弥・世阿弥の子孫であり、観世流の二十六世家元として能楽界を牽引。国内公演はもとよりフランス・アメリカ・インド・タイ・中国など海外公演及び、復曲や新作能にも意欲的に取り組む。重要無形文化財総合指定保持者。芸術選奨文部大臣新人賞、芸術選奨文部科学大臣賞、伝統文化ポーラ賞大賞、フランス芸術文化勲章シュバリエ、紫綬褒章など受賞多数。
「秋の能楽鑑賞会」さらにお楽しみいただくために
日本の伝統芸能・能楽をよりお楽しみただくため、9月29日(土)「秋の能楽鑑賞会」(観世流)では、上演演目のあらすじや能の詞章を掲載したパンフレットをお配りします。
外国人のお客様にも能楽をお楽しみいただきたく、パンフレットのあらすじには英訳を併記しています。さらに、能楽や能楽堂についてわかりやすく紹介し好評いただいているご案内チラシ「能楽ってなあに」の外国版(英語・フランス語・中国語・韓国語・ロシア語)を、会場の能楽堂にご用意します。ぜひこの機会に日本の伝統芸能の世界を体験ください。
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